なんとか生きてますッ (新潮文庫)

著者 : 大宮エリー

• 新潮社 (2018年10月27日発売)

作品紹介・あらすじ

もっとスマートに生きたい、そう願い続けているのに──。財布を忘れて新幹線に乗った朝。ラジオ局のロビーで納豆をかきこむ昼。泥酔して大事なMacBookにカレーをかけた晩。強烈おかんが家じゅうのドアノブに私のパンツを干す夜。気づけばいつも、崖っぷち！　エリーのいるところ常に珍事あり。爆笑必至のエッセイ集。おぎやはぎ小木博明とのスペシャル対談と板尾創路による解説を新たに収録。

感想・レビュー・書評

[MRさんの感想 · 2022年7月17日]

北大路公子さんの本を読みすぎて、読んでない本が少なくなってきて困っていたら、なんとなく手に取った時に見つけた！とインスピレーションを感じ即買い

間違っていなかった！
思わず通勤の地下鉄でニヤニヤ

こういう本探してたの！！
本当に最高　お会いした事ないけど、みんなから愛されている人なんだと文書からわかる

そして、数々の面白エピソードに元気をもらう
お酒の話は面白すぎて声を出して笑いました！

[サンキューサンチューさんの感想 · 2022年6月14日]

生きるコント、生きるコント2を読んであまりにもおもしろかったので手にとりました。失敗談を明るく楽しく書かれるので情景が浮かび引き込まれて笑ってしまいます。東大卒で電通に入社と聞けば頭が良くてプライドか高いというイメージがわきますが、破天荒と無鉄砲を兼ね備えてる酔っぱらいですかね(笑)。ちょくちょく登場するお母さんもファンキーで面白い方です。ああこの母ありての大宮エリーなんだろうなぁと感じます。大宮エリーさんのエッセイ以外の本も読みたくなりました。

[しおさんの感想 · 2018年11月20日]

交友関係がすごいなぁと思う。きっとそれはエリーさんの「なんでも受け止めてくれそうな雰囲気」が成せる技なのかも。

[海と青硝子さんの感想 · 2022年12月2日]

「生きるコント」「生きるコント２」の続きと言っていいのでしょうね？　またまた爆笑の日々！　多方面でご活躍と平行してこのようなことがエリーさんの上に起こっているなんて！　有名な方々が次々に登場するのもすごいけれど、皆さま、冷静でいらっしゃいますね…さすが大物？
「なんとか生きてますッ2」も読みますッ！

[ina-libさんの感想 · 2022年1月10日]

映画や舞台、ドラマにエッセイと幅広い分野で活躍している著者。ところが日常生活では、財布を忘れて新幹線やタクシーに乗る（何度も）、お酒で記憶をなくす（何度も）などのピンチに度々陥ります。そんなピンチも笑いに変えるような、前向きエピソードいっぱいの爆笑エッセイ集です。続編に『なんとか生きてますッ２』『なんでこうなるのッ⁉』もあります。

[sさんの感想 · 2021年6月24日]

おもしろかったよー

[茉莉花さんの感想 · 2020年12月1日]

冒頭あまりにお酒飲み過ぎ、記憶なくしすぎて心配になったし、この人大丈夫…？？？ってなりましたが、読み終わる頃にはなんとなく好きになってたり。
これが人間的魅力なんだなあと。

インスタフォローしてしまいました。

[るいこさんの感想 · 2020年7月13日]

大宮さんのことはけっこう好きだけどお酒飲んで記憶なくす話とお母さんの話が好きじゃないので前半きびしかったけどそのあとはだいたいおもしろかった。

[sldjさんの感想 · 2020年2月8日]

赤裸々で色々な体験談が書いてある。
電車の中では読まないで！

[Kazuko Ohtaさんの感想 · 2019年8月24日]

笑えない(笑)。いや、笑うけど、どない考えてもアル中やん。ファミレスで、Appleのロゴマークを白ごはんとまちがえてカレーのルーかけるんですよ。他人のパソコンじゃないだけマシなのかしらん。しらふのときでもカバンに納豆。こんな酔っぱらい方する人とは私は一緒に飲めんと思うけど、何をやらかそうが可愛がられ慕われるのは、やっぱりええ人でオモロイからなんでしょうね。酔いつぶれて歩くのも面倒になって道端で寝ていたら、通りすがりの斉藤和義が拾ってくれるって羨ましすぎる。「君は何をしている人なの」って、酔っぱらいだよっ！

著者プロフィール

画家、美術家、作家。広告代理店勤務を経て、ラジオのパーソナリティ、映画監督、舞台の作演出など多方面で活躍。2012年に福武總一郎氏のモンブラン国際文化賞のお祝いとして制作したライブペインティング作品「お祝いの調べ：直島」をきっかけに絵画制作をはじめる。現在は個展や芸術祭で作品を出展し、高い評価を得ている。近著に絵本『虹のくじら』（美術出版社）など著書も多数。

「2019年 『ハートのレオナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」