蘭の影 (新潮文庫 た 43-8)

著者 :
  • 新潮社
3.11
  • (0)
  • (1)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101024189

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本棚整理作業の一環  再読


    いつ読んだのか覚えていない。
    もしかしたら、読み始めてぴんとこなくて、読むのを辞めてしまったのかも。
    主人公の年齢が今自分とほぼ同じで、その心理や肉体の状態が重ねあわされる。ふと手にとったことの不思議。

    短編集であるが、表題の「蘭の影」が若い女性の性、そして老いに向かう男女の性の違いを、あからさまではないエロティシズムを感じる筆致で好みだった。

  • 読み進めていくうちに、再読本であると気づいたが、
    以前読んだときはあまり印象に残っていなかったようだ。
    短編集であるが、どの主人公も中年後期から老年であり、
    今なら自分と重ね合わせながら物語に入り込むことができる。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

小説家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高樹のぶ子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×