- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101031415
作品紹介・あらすじ
働くって、なんなんだろう。「今日も会議で意見が言えなかった」社会人2年目のマリコ。社会人12年目のマリコは「〈会社用の自分〉に、自分がのっとられそう」と感じ、社会人20年目のマリコは「後輩は増えるけど、年上の実感ってない」と思う。同じ職場を舞台にすれ違う20代、30代、40代の3人のマリコたち。大丈夫、きっとうまくいくよ。読めばじわりと勇気が湧いてくる、お仕事漫画登場。
感想・レビュー・書評
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ブグログでよく見かける益田ミリさん。すべて、マンガ形式なんですね。
会社員2年目、12年目、20年目の一般企業事務職の女性達の 年代ごと、お仕事のもやっとしたお悩みを やんわりほんわりマンガにされています。
新人、中堅、ベテラン、に初女性部長が加わって、
企業で生きる道筋が見えたような、悩みは尽きないような。
悩んでる時、大丈夫、うまくいくよ。って、誰かに言って欲しかったかも。
でもね、そもそも、マリコさん達、この企業の事務職を手に入れている時点で、優秀な人材なのだと思うのです。なかなか総合職の事務職って募集が少なそうだから、就職大変そう。
ノルマがあったり、勤務時間が不規則だったり、お昼は交代だったり、そんな人達からすれば、なんか贅沢だなぁと思ってしまう。
がんばれば、いつかむくわれるのかな。
は、うーん?報われる時もあります。報われる組織に所属したいものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
益田ミリ 著
さあ!読むぞ〜!ってとこまで気合いの入らない時、合間に…って言っちゃあ失礼極まりないけど(・・;)4コマ、8コマ⁈の益田ミリさんの漫画だと気楽で結構核心をついてる話に共感したりほのぼの出来る とっておきの本だと思う。
少し疲れていたので手に取ったこの作品は今まで読んだのとは、ちょっと違った感じの印象を受けた。お仕事漫画でジェネレーションギャップがテーマの作品でした。
目も疲れていたので小さな文字が読みづらい感覚…(*´-`)どちかと言うと、女子社員の中で感じる世代間の格差の様相で男性社員や上司は意外と呑気に描かれている。
それにしても、自分の感じた感覚とは個人的には少しズレていて、そんなふうに見えたり見られていたりしたのかな〜と不思議な気持ちになったりもしたけど、忘れたフリしているだけかも…。
年下の後輩?若い社員には新しい発想の新鮮さを感じたし、年上の先輩社員は才女で自分もいつかあんなふうな能力発揮出来る社員になれるんだろうか?と憧れ、なれそうもない…と挫けたこともあった (・・;)余裕なのか…そんな意地悪な(女子限定で)先輩社員もいなかった気がするから、自分が先輩の立場になって後輩社員を統率するなんて、嫌で無理だし怖かった(*´Д`*)
本の中の二十代前半?入社2年目のマリコと違って…出来るなら、ずっと後輩の立場で、のほほんと生きたかったが、悲しいかな歳はとるのよ〜(〃ω〃)
そう言えば、一つや二つ違いの歳の差をギャーギャー言ってる人もいたなぁ(^^;;笑
確かに、社会で生きづらい年頃もあったような気もする、責任だけ押し付けられて
キツイ風当たりの年代や立場も。
文中の『会社にいるとき用のわたし だから
がんばって明るく感じよくしてるんだ
と思うことでやってこられたところも…
そう思ってるのはわたしだけじゃないかも…
会社の中は「会社用の自分」でごった返し一
なんだかバーチャルな世界にいるみたい
“未知の未来感がない”』という言葉は分かるような気がしました。
老いも若きもごっちゃごっちゃの世界が私は好き
(о´∀`о)♡
今、働いてない私が言うか!(≧∀≦)⁎
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同じ会社で働く、20代、30代、40代の3人のマリコ達。
それぞれの仕事に対する思いや悩みをコマ漫画で♡
ゆるっと気軽に読めるので、読書の合間の箸休めにぴったり〜♪
誰もが色んな思いやモヤモヤを抱きながら働いてる。
入社3年目には3年目の、12年目には12年目の、20年目には20年目の立ち位置があって、悩みもそれぞれ。
あ〜みんな思う様に行かない事もありながらも頑張ってるんだな〜。
私ももちろん、はぁ〜ってため息が出そうな時いっぱいあるけど、これ読んだら少しだけ心が軽くなったかも。
さりげなく優しくて元気が出た♪ -
20代、30代、40年代の働くマリコさんたち。
社会人におすすめ。現在20代のわたしも仕事でこういう悩み抱えてた、こういうこと思ってるなと。
共感しまくっていたら18ページの入社20年目マリコさんが言う、「音姫では消しきれぬ若い尿の勢い!!」に思わず喫茶店で吹き出しそうになった!!
題名のマリコの部分を自分の名前に当てはめて呟いたら、ミリさんに応援されているような気がしちゃった。ほっこり-
はじめまして。
ちょっと共感したので、コメントさせてもらいます。
私は男なので、音姫なんて気にもしないのですが、それでも若い人の尿の勢いには...はじめまして。
ちょっと共感したので、コメントさせてもらいます。
私は男なので、音姫なんて気にもしないのですが、それでも若い人の尿の勢いには羨ましさがあります。どうしてそんなに早くションベンが終われるのか!
これが老いる事なんですよ。時間だけじゃないんです!
勢いがなくなることは、頻尿になるということです。
これが、いっときで終わらずにこれからずっと続く、もしかしたら、ではなく多分、必ず、もっと酷くなる。
若いってことは素晴らしいことです。
是非満喫してください!2024/01/09
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頑張ればむくわれるかは…ないよね。
むくわれると思いたいけど…必ずむくわれるかは…ないかな〜
年代ごとに立場がかわるよね、性別のちがいでも色々な立場が変化する。
歯車で終わるか、歯車を操作する側で終わるか、歯車を作る側で終わるか、個性ある歯車で終わるかは自分で決めているかも…
むくわれるのを1番ではなく、楽しめるそしてうちこめる仕事になれるといいな〜
ぜひ〜
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20代、30代、40代の社会人女性の仕事に対するそれぞれの考えが描かれた作品。三人が働く会社の男性上司の"昭和的"な対応が今現在はアウトだということはわかるが、実際にそういう場面になったとき自分はキチンとできるのか、とても不安になった。
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面白かった。辛辣な部分もあるけど、20代、30代、40代年代によって見える景色も思いも違うんだな〜と改めて感じた。今は一番近い30代のマリコにすごく共感。40代マリコにはなるほど〜!と思わされた。20代目線も中々シビアだった。先輩のあり方って難しい〜
みんなこんなこと思っているんだな〜とちょっと安心。ほどほどに仕事がんばろうと思った。
★やがて来る未来を引き受けることになるというのに、その未来を決めているのは、その未来に老人になっている人たち…
★言っとくけど、キミたちの未来って、もう、今なんだヨ
★登ってきた山の向こう側にあった景色は、のっぺりとした平地だったと思って歩き始めて20年、若い頃にはなかった筋力もつきました(適応力というか順応力というか)そう考えると、まだ筋力のない若者って、打たれ弱い状態なんだよなあ
★細〜く開いた窓から微風くらいは吹き続いていて空気は変わると、思いたいねえ
★微風…無風ではないってことか
わたしたちが歩くことで微風くらいはおこせている -
漫画だし、空き時間にささっと読めて面白い。会社員のあるあるという感じでクスッと共感する。
ただ会社が一昔前の概念の感じの会社だなぁと感じて、そこは残念。 -
入社2年目、12年目、20年目
3人のマリコから見た会社での生活。
いつも通り、単純な顔に心の中が複雑で
とても面白い益田ミリさんの漫画。
〈登ってきた山の
向こう側にあった景色は
のっぺりとした平地だった。
大人って
社会人って
そんな気分。〉
それわかる!
マリコではない
おんな部長桑田さんの気持ちも知りたいなと思いました。 -
年代のちがう3人のマリコの物語。私は矢部マリコ世代。新人時代はとっくに終わってるけど、ベテランとも言えない微妙な時期。心の中でババァとか思ったりするけど、10年後は私がそう思われるようになるのかぁという。
ほんとに狭間の時期なんだなぁ。自分は今の良さも昔の良さも知ってるハイブリッド世代くらいに思ってたけど、どっちにも媚びてるだけなんじゃないかと思わされました。年齢とか世代とかにこだわらずに生きていたいな。仕事もプライベートも。