岬にての物語 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101050263

感想・レビュー・書評

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  • 「親切な機械」を読みたくて買ったはずが、学生時代に気に入っていた月澹荘綺憚が収録されていたのでそっちに夢中になってしまった。三島は短編も良いなあ。

  • 『岬にての物語』は、心中ロマンスが大好きな私にはたまらない作品でした。作品そのものは、三島が16歳で書いたものだし、たぶんそれほどいいものだといわれないのでしょうが(過度のロマンチシズムゆえに、特に)、この作品に出てくる岬の家は、私の中で結ばれない恋人たちの終の棲家としてイメージされているものになった。

  • 短編集です。表題作他13編を収録。愛情がテーマなのかな?恋愛だったり親子愛だったり博愛だったりしますが。

著者プロフィール

本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『命売ります』『肉体の学校』『反貞女大学』『恋の都』『私の遍歴時代』『文化防衛論』『三島由紀夫の美学講座』などがある。

「1998年 『命売ります』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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