- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101063010
感想・レビュー・書評
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2013年2月20日、読了。
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猟銃、なかなか面白かった。
あまり不幸な空気が漂ってないのがいい。当事者は誰も出てこないし。 -
お金の価値とかに時代を感じる。
それでも、井上靖の作品は、はっきりとその感情がなんなのか述べられていなくても、理解ができるところが凄く面白いと思う。
自分が感じていて、なかなか外には現せないような感情が、誰にでも、どんな時代の人にもあると思えるから、面白い。
それにしても、本のレビューを書く以上、誤字脱字には特に気を付けるべきだ。
偉そうに評価しておいて、どう入力したらこんな間違いをするのだろうと思われるような誤字のある文章は、薄っぺらさを露呈しているだけ。 -
びっくりするような体験は無かったが
安心して読めた -
短編3作。一所懸命に生きてる主人公に孤独感が漂う。10.11.14
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「闘牛」の題材になった定期興業は口蹄疫で約60年ぶりに中止に。代わりに読みました。それぞれの話で、みな孤独そうなのが良い。
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宮本輝さんが、雑誌の中で「人間同士の言うに言われん相性みたいなものを絶妙な言い方で表現していますね。…本当に名作ですよ」とおっしゃっていたので、手にとりました。本当にそのとおりでした。
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「猟銃」のみ読了。
これは確か井上靖の処女小説?かな。
三人の視点というのが独特で、海辺で羽織を来た女の人のイメージが美しい。
「詩人」なだけあって、井上靖は小説で書かれる「絵」が美しいです。