少年,あかね雲 (新潮文庫 い 7-24)

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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101063249

感想・レビュー・書評

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  • 井上靖の自伝的小説が大好きで、中学から高校にかけて読み漁った記憶がある。中でも、短編集の本作はノスタルジックで、美しい文章で綴られた少年の日の思い出にうっとりしたものだった。
    「しろばんば」「あすなろ物語」に比べればちょっと地味かもしれないけど、決して引けを取らない珠玉の短編ばかりだった。
    きっとこれ絶版ですよね(泣)復刊望みます!今の若い人は井上靖といえば歴史小説の作家と思うかしら。こんな繊細な物語もすごくいいんですって!!

  • この作品は、少年の悲哀など書かれています。

  • #bookoff

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著者プロフィール

井上 靖 (1907~1991)
北海道旭川生まれ。京都帝国大学を卒業後、大阪毎日新聞社に入社。1949(昭和24)年、小説『闘牛』で第22回芥川賞受賞、文壇へは1950(昭和25)年43歳デビュー。1951年に退社して以降、「天平の甍」で芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」で日本文学大賞(1969年)、「孔子」で野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章。現代小説、歴史小説、随筆、紀行、詩集など、創作は多岐に及び、次々と名作を産み出す。1971(昭和46)年から、約1年間にわたり、朝日新聞紙面上で連載された『星と祭』の舞台となった滋賀県湖北地域には、連載終了後も度々訪れ、仏像を守る人たちと交流を深めた。長浜市立高月図書館には「井上靖記念室」が設けられ、今も多くの人が訪れている。

「2019年 『星と祭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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