終りし道の標べに (新潮文庫 あ 4-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101121116

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  • 収録内容は以下の通り。

    本編(昭和23年発表、昭和40年改作)
    磯田光一: 解説

    "私"か遺した3つのノートと13枚の紙に書かれた追憶からなる作品で、夢野久作のドグラ・マグラなどと同様で、断片的な資料に目を通しながら状況を推測していく必要がある。
    巻頭の献辞から、なぜこの作品が書かれたのかを考察する必要があろう。解説に引用されている旧版の巻頭の献辞も重要である。

著者プロフィール

安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。

「2019年 『内なる辺境/都市への回路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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