マンボウ百一夜 (新潮文庫 き 4-33)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101131337

感想・レビュー・書評

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  • 確か読了は学生の時だったように思います。高校生の時だったか大学生の時だったかは忘れてしまったのですが、「どくとるマンボウ」シリーズが好きで、何冊も読んだ中での一書だったように思います。
    家族のこと、自身の躁鬱病のこと、外国の話など氏独特のユーモアを交えながらの語り口がとても面白く、にやにやしながら一連のシリーズを読んでいたように思います。(笑)夜中に食べるラーメンに憧れたのも、本書の影響だったかな。(笑)エッセイを書く時は(特に本書も!)躁状態が多かったのでしょうかね?(笑)
    斎藤茂吉の次男にして、自身は医者であり、エッセイスト、作家として多芸に活躍された氏の訃報を本日知りました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

  • ★2.5かな。
    体調の問題がありそうですが、いまいちノリが良くないと感じました、読んでいて。
    しかし御母堂の凄みは、、、ここまでの方はなかなか居られないんでは。真似したいかどうかは、、、分かりませぬ。

  • マンボウシリーズは読みつくしたと思っていましたが、
    古本屋で見つけてラッキーでした

    親不孝旅日記の後くらいに書かれた作品のようです

    鬱状態の北先生も、躁状態の北先生も
    どちらも大好きです

    マンボウ熱が再来しそうです

  • ダンボールを覗き込んだら出てきた文庫本。懐かしいなあ。ちょうど長野に登山をしにいくのでザックに放り込んでいった。松本の町へ近づきながら北杜夫のことを考える。遠藤さんや星さんにもおいていかれて淋しかったろうなあなどとボンヤリ思った。

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著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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