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- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101147260
感想・レビュー・書評
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高野旗江(47歳)と北見優子(39歳)。
二人は、アマリアロドリゲスの演奏会で知り合った。
何となく、二人は波長が会うようだった。
旗江の夫 高野祐介(51歳)は、会社の役員で、よく行く酒場の
ヒポカンパスのマダムの竜子に、面倒なことを、頼まれる。
祐介は、貧しく映画青年で、映画に情熱を持っていた。
旗江は、その頃のことを思い出すのだった。
そして、生きて行くことは、情熱を失って行くことだとおもう。
アマリアは、歳をとっても大事なものを保ち続けて行く。
優子の夫、伸夫は、外車のディーラーをしている。
そして、なにか物足りない生活をしていた。
生活の疲れ。老いることへの恐れ。
夫との距離感。子供との価値観の食い違い。
そんな二人が、急速に近づいて行く。
日常から、非日常の生活へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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