新・平家物語(一) (新潮文庫 よ 3-20)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (632ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101154701

作品紹介・あらすじ

ただ眼前の強烈な一欲に燃えていた。待っていた“時”である。時は平安時代末、己の利益のみを考え、民衆の心を省みない公卿政治の退廃は、新勢力である武士の台頭を招いた。優れた武者であり、政治家でもある平清盛は大志を胸に秘め、武門の頂点への道を登りつめていく……。清盛、源頼朝、義経、弁慶、静御前、後白河法皇。英雄、名将、豪傑、美女が入り乱れる全国民必読の大河小説、いよいよ開巻。閉塞した社会の中で、異例の出世を遂げる清盛を描く第一巻。

感想・レビュー・書評

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  • 平家物語の現代語意訳とでもいえばいいのかな。清盛が強訴に矢を放つとことかもある。おもしろかった。長いけど頑張ろう。



     平安時代の歴史の勉強は藤原氏が多すぎてキツイ。
     平氏の時代もそうで、なかなか覚えられないからやっぱりこれを読んでエピソード記憶にしようと思って。

     利害関係が難しいだろうけれど、きちんと覚えておこう。

  • 長編だが最後まで読めそうだ

  • 平家の始まり、心躍って面白かった!平家の最期を知ってるから、なお切ない。

  • 平家物語を原作に、作者の描く人間を躍動させた壮大なドラマ

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/detail?rgtn=B13581

  • 文章がとても美しい。
    意味を掴みかねるところもあるが、でも、美しい。

  • 何故か突然読みたくなってウン十年ぶりの再読。いつの世にも通じる栄枯盛衰の物語は色褪せることがない。歴史を知っていても、2度目でも、長くても、全く気にせず読み進められるのはすごい。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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