娘の味: 残るは食欲 (新潮文庫)

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著者 : 阿川佐和子
  • 新潮社 (2015年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101184586

娘の味: 残るは食欲 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 阿川佐和子さんの「残るは食欲」シリーズ、美味しいエッセイ。
    以前の2冊との間にあったことは、お父上が亡くなったこと。
    「私は父ほど食べ物に深い執着はない」とおっしゃるが、なかなかのもので…いや、その発言は乙女の恥じらいなのだろうか?

    佐和子さんは、料理そのものを通り越し、食材ひとりひとりの顔を見て対話している気がする。
    彼らの最大限の美味しさを引き出してあげること、それが佐和子さんの愛情である。
    あるときは「焼くだけが一番美味しい!」「BGMはいらない」と引き算の美味しさを説くが、だいたいは、「アレンジの鬼」である。そして天才だ。
    味見をしつつ、足したり引いたりして好みの味に仕上げていくのは、確かな舌を持っているからこそできることだろう。

    そして、おすそ分けや物々交換、遠慮して手に入らなかった食品に未練を抱き、悶々とするのも正直でかわいい。

    何よりも、食べることイコール幸せなのだ。
    美味しい店でも主人が怖いと喉を通らない。
    そこは味よりも譲るところ。
    この先も、阿川さんと食べ物たちの熱々ランデブーは続くのだろう。

  • 色々な食に関するエッセイ。
    気取らない内容で読みやすい。

  • 配置場所:2F文庫書架
    請求記号:596||A 19
    資料ID:C0037121

    気楽な独り身ごはん(スタッフ)

  • 当然面白いのだけれど、あとがきが秀逸。お父様の食エッセイを思い出します。

  • 久しぶりの阿川さん。
    相変わらず美味し。

  • 阿川佐和子さんの食べ物エッセイ第3弾

  • 食べる事が好きで食べ物を粗末にしない女性は素敵です。

  • クロワッサンに連載していた食べ物エッセイ。
    もちろん佐和子サマの目線や文体には惹かれるところ多いのだけれど、文庫本として1つにまとめられると、チョット重い感じがします。

    それと、失礼ながら少しやっつけで書かれたかしら?と思わざるを得ない所も少し感じたりもしてしまいました。

    あとがきを読むと、これらのエッセイが書かれた時期には、お父様が入院され亡くなられた時期に重なってるんですね。阿川弘之氏の作品は読んだことないですが、佐和子サマの著書には必ずと言って良い程出てくるお父様。佐和子サマの食に対する並々ならぬご興味の源泉であるお父様が入院されている病院でのすき焼き、中華料理は、ご家族にとって最高のものであったことでしょう。

    ただ、やはり冷えた天麩羅は、どんなシチュエーションでも、あまり美味しいと思えるものではないでしょう。「不味......」いと仰られたお父様は、人生最後の瞬間までしっかりとした味覚を保たれていた訳ですね。

    そういえは、初めてのナマ左和子サマは(と言うか、1度しか御尊顔を拝したことないですがね)、麻布十番の天麩羅屋さんでした…

  • 20151223 お父さん譲りの食へのこだわり。読んでいて腹が膨れた気になるのは作者の食べ物への愛情からだと思う。

  • また台湾に行きたくなった。

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娘の味: 残るは食欲 (新潮文庫)の作品紹介

母特製のオックステイルシチュウは父の大好物だった。「よし!」母のレシピを引っ張り出していざ勝負。色々手順は違ったけれど、娘なりの思い出の味は、食べてニンマリ、うん美味しい。冷蔵庫の危ない食材も、気楽な独り身だから気にせず食べちゃう。体重計は気にはなるけど、自制心を失う日々も悪くない。今日も財布を握ってスーパーへ走る。食いしん坊が止らない、極上のエッセイ。

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