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- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101199221
感想・レビュー・書評
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剣術指南役深尾が植えた牡丹。
誰もがうらやむとても立派な牡丹。
深尾は牡丹と剣術に夢中。ヒトの愛し方を知らない深尾。
侍としてあるべき姿を追うあまり、妻も娘も理解できない。
また、妻も娘も深尾を理解できず、剣術も牡丹も愛せない。
そんな家族の中で間男した妻を切り捨てた深尾が、庄屋の息子に誑かされた娘
のためにしたことは。その結果の侍としての最期とは…。
帯にあるとおり最期まで良くも悪くも侍であり続けた男の話。
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鳥取藩に実在した藩士、深尾角馬と妻と娘と角馬が大切にしている牡丹のハナシ。角馬の男気が◎