深尾くれない (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101199221

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  • 剣術指南役深尾が植えた牡丹。
    誰もがうらやむとても立派な牡丹。

    深尾は牡丹と剣術に夢中。ヒトの愛し方を知らない深尾。
    侍としてあるべき姿を追うあまり、妻も娘も理解できない。
    また、妻も娘も深尾を理解できず、剣術も牡丹も愛せない。

    そんな家族の中で間男した妻を切り捨てた深尾が、庄屋の息子に誑かされた娘
    のためにしたことは。その結果の侍としての最期とは…。

    帯にあるとおり最期まで良くも悪くも侍であり続けた男の話。

  • 鳥取藩に実在した藩士、深尾角馬と妻と娘と角馬が大切にしている牡丹のハナシ。角馬の男気が◎

著者プロフィール

1949年函館生まれ。95年、「幻の声」で第75回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞、翌01年には『余寒の雪』で第7回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に『十日えびす』 『ほら吹き茂平』『高砂』(すべて祥伝社文庫)他多数。15年11月逝去。

「2023年 『おぅねぇすてぃ <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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