私の体を通り過ぎていった雑誌たち (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101226323

作品紹介・あらすじ

古い雑誌を眺めれば、その頃の記憶が、時代の空気が、甦ってくる。小学生時代、夢中になったプロレス雑誌。中学ではじめて定期購読を経験した映画雑誌。高校ではロックに目覚め音楽雑誌を読みふけり、大学ではついにミニコミ誌でライターとしてデビュー。1960年代から80年代。雑誌が一番面白かったあの頃の全34誌を思い出と共に振り返る、資料としても貴重な極私的青春クロニクル。

感想・レビュー・書評

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  • 私にとっての雑誌の時代は1970年代後半から80年代前半、本の雑誌や噂の真相や宝島をよく読んでいたのを思い出しました。

    雑誌の時代が、確かにありましたね

    水道橋博士のyoutubeチャンネルで町山智浩がサブカル雑誌について語っていたが、それはこの本にとりあげられた後の時代になるのだろう。

  • 雑誌は読み捨てられる運命。
    しかし、幼少期に感じた喜びは忘れない。

  • 2008/10/25購入

  • 未読

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著者プロフィール

評論家、エッセイスト。1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。「東京人」編集部を経て、コラム、書評、評論など執筆活動を始める。評論、随筆、対談、日記エッセイ、解説等多彩に活躍。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り―漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代―』で第17回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『ストリートワイズ』『靖国』『文学を探せ』『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』『総理大臣になりたい』など多数。近著に『昭和にサヨウナラ』『文庫本を狙え!』『文庫本宝船』など。

「2017年 『壁の中【新装愛蔵版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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