がむしゃら1500キロ (新潮文庫 う 4-1)

著者 : 浮谷東次郎

• 新潮社 (1981年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[魚雷屋阿須倫さんの感想 · 2021年6月1日]

　久々に再読した。中学生の作文なのに、何故か人を惹きつける。
　スイカ売りの少女の話、美人と話してドキドキ、イタリヤ人の宣教師とのエピソード、とうふ屋の主人が語る亡くなった息子の話（未来を暗示？）、レーシングドライバーやテストライダーに間違われて嬉しかったことなど、みずみずしい感性で素直に語られてる。
　「がむしゃらさ」と「てらい」が同居している。そして、自分の過ぎ去りし少年時代が思い出される。

[宗岳さんの感想 · 2013年8月14日]

再読了。

[ウルトラ・オヤオヤさんの感想 · 2010年4月5日]

伝説の男の伝説の書。浮谷東次郎。記憶の中に走っている。