ふるさとへ廻る六部は (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101247236

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  •  藤沢周平(1927~1997)「ふるさとへ廻る六部は」、1995.5発行。エッセイ集とありますが、私には著者の集大成である自伝記のように思えます。生い立ち(昭和2年生まれ)、ふるさと(庄内平野)、著作のこと、新聞小説、作家のこと、山本周五郎氏のこと、純文学と大衆文学、深川・小名木川、散歩、美術、近況など。著者は1日にマイルドセブン30~40本、多い日60本。昭和58年頃禁煙されたとか。56、7歳で禁煙、私と同時期ですw。新聞小説は6篇。発表順:回天の門、消えた女、密謀、海鳴り、ささやく河、蝉しぐれ。

  • 2018.11.2(金)¥200(-15%引き)+税。
    2019.4.8(月)。

  • 投稿したエッセイ集。ふるさとに対する愛と社会の発展に伴うふるさとらしさの喪失を憂う。小説家の書くことの精神的苦痛もよくわかった。2018.11.15

  • 題名に惹かれて。機械化まえの農村に育った次男は幸せだったろうなあ。

  • 11023

    02/27

  • 最高のタイトル。

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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