エベレスト・ママさん: 山登り半生記 (新潮文庫 た 21-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101263014

感想・レビュー・書評

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  • 日本人女性で初めてのエベレスト・サミッターでNHKの趣味悠々などでも講師をしているのは知っていた。
    しかし、著書などは読んだことが無かった。

    古本屋で見つけた文庫を買ってみた。

    子供時代から、女学生になり山にのめりこんでいく様子がとてもいきいきと書かれている。

    その後、アンナプルナIII峰に登り、エベレストへとつながっていく。
    遠征での人間関係などもリアルに書かれている。

    今でこそ、エベレストもツアーの対象になってしまったが、当時の登攀はやはり凄かったのだと思う。

    当時からも、現代でも、やはり女性は強いです。

  • 友達や兄、先生と故郷の山に登った少女時代。日本中の山を歩いた学生時代。そしていつか一生の伴侶を得、母となっても、家庭を守り、子供を育て、そんな普通の生活をしながらまた山へ行く。でも山に生涯をささげるなんて気は毛頭ない。山が好きだから登るんだ。ついには地上最高峰エベレストの頂きに立った、一人の平凡な主婦の綴る非凡な半生記。

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著者プロフィール

登山家。1939年生まれ。1975年、エベレスト日本女子登山隊副隊長兼登攀隊長として女性として初めて世界最高峰エベレストに登頂。1992年には女性初の7大陸最高峰登頂者となった。登山に関する著書多数。2016年逝去。

「2021年 『田部井淳子 山の単語帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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