終着駅へ行ってきます (新潮文庫 み 10-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101268040

感想・レビュー・書評

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  • 何故か東日本のほうがおもしろそうだった。
    読んでると、ここ今もあるのかなーってとこがちらほら。
    そういや大阪の片町って駅紹介されてたけど、文脈みるかぎり東西線のどっかの駅のことなのかな?

  • 全国各地の終着駅探訪記。1駅あたりの文量がやや少なく物足りなさも否定できないところですが、そこはさすが宮脇俊三氏、鋭い観察眼とどこか諦観した文章は読者を飽きさせることがありません。特に東赤谷駅長へのインタビューのくだりは圧巻。

    文庫版発売から既に20年。文章そのものは今でも面白いのに、肝心の終着駅は取り上げた25駅のうち8駅が消滅。寂しい限りです。

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著者プロフィール

宮脇俊三
一九二六年埼玉県生まれ。四五年、東京帝国大学理学部地質学科に入学。五一年、東京大学文学部西洋史学科卒業、中央公論社入社。『中央公論』『婦人公論』編集長などを歴任。七八年、中央公論社を退職、『時刻表2万キロ』で作家デビュー。八五年、『殺意の風景』で第十三回泉鏡花文学賞受賞。九九年、第四十七回菊池寛賞受賞。二〇〇三年、死去。戒名は「鉄道院周遊俊妙居士」。

「2023年 『時刻表昭和史 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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