愛の見切り発車 (新潮文庫 し 44-2)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101279312

作品紹介・あらすじ

オースター、エリクソン、ダイベック、ユアグロー、ミルハウザー…。一癖も二癖もある作家の醍醐味を、翻訳者の立場から易しく紹介。作家へのインタビューも多数。

感想・レビュー・書評

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  • 13051

  • 最近、佐伯先生を読みつくしたので
    新しい作家を探しています
    見つけました
    小杉健治先生

    三人佐平次
    外道
    名取武士

    どれも面白い!

    で、このシリーズ

    1巻は何処にあるやら(笑)

  • 翻訳家・柴田元幸の一風変わった構成の文庫本。何といってもタイトルがすごいな。(なぜこんなタイトルなのかは、著者のまえがきに詳しく載っている。)この本は小説でもエッセイでもない、米国を中心とする海外小説の紹介レビュー本だ。 3部構成になっていて、第1章は国内未発表の早読み書評。時代に先駆けてあれこれ読み散らかした(?)内容をエッセイ風に仕上げている。その後、翻訳・出版されているもの多数だ(自身による翻訳でないものが多い)。

  • 2000 解説:「柴田元幸流『自己消去的』書評の極意」を寄稿

  • アメリカにもそういう人はいると知れた。

  • 柴田元幸氏訳の本を読むにあたって、手元においておくと便利な本。

  • 柴田元幸によるアメリカ現代文学の作家紹介ってところ。この人は書評がかなり巧いんですなあ。いいところを見つけつつ、それぞれ一ひねりさせて書いている。いいところを見つけられない人が世の中にたくさんいる(俺も苦手だわ)中で、面白くてバリエーション豊かで敷居も高くない視点で褒められるのはエライ。ただ正直あんまりひっかかってる一節が無い。前も言ったけど、この人の文章はのっぺりしてると思う(講義中はそんなことないけど)。ただ、知らん作家の書評に関しては、せめて表紙の映像でもないと辛い。あと、俺が知らん作家ばっかだから、和書中心の読書家はこの本読めないんじゃないでしょうか。あとこの本の表紙は意味が分かりません。記憶に残らず、内容も反映してないダメ表紙だと思う。

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著者プロフィール

1954年生まれ。東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『アメリカン・ナルシス』、訳書にジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、エリック・マコーマック『雲』など。講談社エッセイ賞、サントリー学芸賞、日本翻訳文化賞、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』日本語版責任編集、英語版編集。

「2023年 『ブルーノの問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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