- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101279312
作品紹介・あらすじ
オースター、エリクソン、ダイベック、ユアグロー、ミルハウザー…。一癖も二癖もある作家の醍醐味を、翻訳者の立場から易しく紹介。作家へのインタビューも多数。
感想・レビュー・書評
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【北海道大学蔵書目録へのリンク先】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=2000835878&key=B153420990612044&start=1&srmode=0&srmode=0#詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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翻訳家・柴田元幸の一風変わった構成の文庫本。何といってもタイトルがすごいな。(なぜこんなタイトルなのかは、著者のまえがきに詳しく載っている。)この本は小説でもエッセイでもない、米国を中心とする海外小説の紹介レビュー本だ。 3部構成になっていて、第1章は国内未発表の早読み書評。時代に先駆けてあれこれ読み散らかした(?)内容をエッセイ風に仕上げている。その後、翻訳・出版されているもの多数だ(自身による翻訳でないものが多い)。
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2000 解説:「柴田元幸流『自己消去的』書評の極意」を寄稿
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アメリカにもそういう人はいると知れた。
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柴田元幸氏訳の本を読むにあたって、手元においておくと便利な本。
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柴田元幸によるアメリカ現代文学の作家紹介ってところ。この人は書評がかなり巧いんですなあ。いいところを見つけつつ、それぞれ一ひねりさせて書いている。いいところを見つけられない人が世の中にたくさんいる(俺も苦手だわ)中で、面白くてバリエーション豊かで敷居も高くない視点で褒められるのはエライ。ただ正直あんまりひっかかってる一節が無い。前も言ったけど、この人の文章はのっぺりしてると思う(講義中はそんなことないけど)。ただ、知らん作家の書評に関しては、せめて表紙の映像でもないと辛い。あと、俺が知らん作家ばっかだから、和書中心の読書家はこの本読めないんじゃないでしょうか。あとこの本の表紙は意味が分かりません。記憶に残らず、内容も反映してないダメ表紙だと思う。