恋愛脳―男心と女心は、なぜこうもすれ違うのか (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101279510

作品紹介・あらすじ

男女の脳は仕組みが違う。だからものの感じ方も見方も違う。男が愛してると言えば、必ず君のもとに戻るという意味。でも女には、これからずっと最優先で君のことを考えると聞える。だから黙って夕食をすっぽかした夫に妻はひどく傷つき、ちゃんと帰ったのに非難された夫は戸惑う。最先端の脳科学とAI(人工知能)の知識を駆使して男女の機微を探るユニークな書。

感想・レビュー・書評

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  • 感想
    過程と成果。何か得られないと満足しない。その姿勢は女性の目には性急に映る。お互いに歩み寄り協業することが家庭を、会社を円満にするコツ。

  • エッセイ集。科学的根拠は示されていない。

  • 内容はタイトルどおり、男性と女性の脳の違いから、男女の考え方や行動に違いが出るというもの。著者が女性で、30代から40代の女性をターゲットに書かれたものだったが、男性が読んでも興味深く読み終えられた。

    <新たな気づき>
    ●男性は成果がでなくては満足感を得られないが、女性は成果が上がらなくても、嬉しい作業が積み重ねられればある程度の満足感が得られるとのこと。
    ●サプライズは女性にあまり喜ばれない。

    実は、この本、何十年ぶりかでひとさまにお借りしたもの。自分では絶対手に取ることも読むこともなさそうな本だったので、今回、かなり新鮮な気持ちで読書ができた。本の貸し借りを通して、お貸しいただいた方との関係がよりよいものになれれば嬉しいです。

  • 根本的な男女間の考え方や思考について学べました!人生を振り返る中で、だからあの時こうだったんだ!とか、自分の価値観は間違っているのではないかと疑問に思った時に読むと、スッキリします!女性も働く時代に生まれたので、職場の人間関係を良くするのにはとても参考になると思います!

  • 3冊連続で黒川伊保子さんの本。私はこの本が1番面白く感じました。(3冊目なので書かれてる内容が素直に理解しやすくなった可能性が高い…?)
    特に最後の方に出てくる、三十代のうちに女性が経験すべき3つのことはとっても参考になるので、早速実行しようと思います_φ(・_・

  • 痒いところに手が届く孫の手のような本、男が言いたかったけれど言葉にできなかった考え、女が当たり前で言葉にしなかった感覚を文章にした本。
    この本を全国に配れば男女のつまらないすれ違いはなくなるだろう、男女のもどかしい違いがわかるようになる本である。

  • 男女の脳は仕組みが違う。ってよく聞くけど、そんな変わる?くらいに思って読んでみた。面白くてサクサク読めた。作者の旦那さんとのやりとりや、恋愛に限らず作者のお子さんとのやりとりもクスッと笑えた。年齢や環境が変わった時にまた読んだら、また面白いのかなぁと思った。

  • 夫婦脳の前に読む初級編

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著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ)
1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。
(株)富士通にて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。人工知能研究を礎に、脳科学コメンテーター、感性アナリスト、随筆家としても活躍。著書に『恋愛脳』『成熟脳』(新潮文庫)、『人間のトリセツ ~人工知能への手紙』(ちくま新書)、『妻のトリセツ』(講談社+α新書)、『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)、『息子のトリセツ』(扶桑社新書)、『思春期のトリセツ』(小学館新書)、『恋のトリセツ』(河出新書)など多数。

「2022年 『女女問題のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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