展望車殺人事件 (新潮文庫 に 5-3)

著者 : 西村京太郎

• 新潮社 (1987年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2012年8月4日]

短編五話。

標題（収蔵単行本名）
友よ、松江で
特急「富士」殺人事件（十津川警部の青春）
展望車殺人事件（十津川警部SLを追う！）
死を運ぶ特急「谷川5号」（十津川警部捜査行　愛と幻影の谷川特急）
復讐のスイッチ・バック（十津川班捜査行　わが愛　知床に消えた女、空白の時刻表　西村京太郎自選集3）

「友よ、松江で」は、昔恩になった友からの助けを求める手紙。
現地に行くが，友は殺人犯として逮捕。

なぜそうなる前に，助けを求めていないのかが不自然かも。

著者プロフィール

一九三〇（昭和五）年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」