- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101285061
作品紹介・あらすじ
京都発城崎行き特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。事件を追う十津川は、城崎で沢田と会う予定になっていた画家の滝村敬をマークする。しかし、滝村にはアリバイがあった。「あさしお3号」より14分前に城崎に到着した特急「北近畿5号」から隆りる姿が目撃されていたのだ。十津川警部は鉄壁のアリバイを崩せるか?表題作など3編。
感想・レビュー・書評
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表題作「特急あさしお3号殺人事件」のほか、「夜が殺意を運ぶ」「首相暗殺計画」の3編が収録された短編集。最後の「首相暗殺計画」は戦時中をモチーフにした十津川警部が登場しない作品で少し異質な印象を受けるが、著者らしくやはり鉄道を使っている。
いずれの作品も昭和を舞台にしているので、時刻表や時間の都合から現代ではそもそも成立しないトリックだと思うが、少し懐かしい気分で読むことができて面白い。登場人物の会話も多く、小気味よく、ストーリーが流れるように進んでいく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都発城崎行き特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。事件を追う十津川は、城崎で沢田と会う予定になっていた画家の滝村敬をマークする。しかし、滝村にはアリバイがあった。「あさしお3号」より14分前に城崎に到着した特急「北近畿5号」から隆りる姿が目撃されていたのだ。十津川警部は鉄壁のアリバイを崩せるか?
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平成7.9.20 400
京都発城崎行きの特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。事件を追う十津川は、城崎で沢田と会う予定になっていた画家の滝村徹をマークする。しかし、滝村はアリバイがあった。「あさしお3号」より十四分前に城崎に到着した特急「北近畿5号」から降りる姿が目撃されていたのだ。十津川警部は鉄壁のアリバイを崩せるか?表題作など三編。
特急「あさしお3号」殺人事件・夜が殺意を運ぶ・首相暗殺計画