ノーと言える中国 (新潮文庫 も 20-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101300221

感想・レビュー・書評

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  • 表紙と中身には少々ギャップがある。内容はかなり硬派かつ?なところも多い反米・反日・反西側・自国賞賛論。

    いわゆる反日教育は80年代の蜜月期を経て、天安門事件の後はじまったとされるが、それ以前に教育を受けている層の5人が著者であるということは、この手の教育はずっと脈打たれてきたのか、それとも先に読んだ石平氏の本に書いてあったように、国中が情報鎖国をし、同じ歴史観を流し続けたことの結果として変化したものなのかが気になるところ。

    延々とアメリカはこれだけ酷い、それに対して我が国はノーと言うべきという論が続くので最後まで読むのが少々しんどかったが、滑稽なのはそこにある批判対象の外国を中国に置き換えると文章として全く違和感がないところ。それなのに何故か、西側はこんなに酷いが、我々は絶対にしないと話が続く。西側が酷いことをすることと自国がやらないことはロジックとしてはまったく関係がない。

    それにしても中国の人の愛国とは、なぜ他国を非難することしかできないのだろうか。

  • ジャンルをどれにいれればいいかちょっと悩む。
    読みながら、反論が浮かぶということは私もちょっとは知識が付いたということか。
    でも、まぁ中国の一般人の認識はだいたいこうだろうな、と。
    反日というかもうずーっと反米。

    中国も、アメリカも似たようなもんだと想う。

    以上。

  •  読んでいて心地よい本ではない。日本は戦中、戦後とアジア諸国から好意的には受け入れられていない、原因を作り出しているのは政府ではなく国民であることも分かる。偉大な大国であった中国は遥か昔の話なのか、かれらが拒絶するほど日本の国力が増したということだ。良かれ悪しかれ、アジア周辺国に影響力を及ぼしつづける日本はもうすぐ老人大国になろうとしている(笑

  • まぁ正直、日本人が読んだらいい気はしない事が多いかも・・。

    いい関係を築いていきたいですね。

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