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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101308326
感想・レビュー・書評
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虫の愛好家である、解剖学者の養老孟司、フランス文学者の奥本大三郎、生物学者の池田清彦の鼎談です。
「外国語を学ぶことは、もうひとつの目をもつことである」という有名なことばがありますが、虫の視点から見ることで、センチメンタリズムに基づく動物愛護や歴史性を無視した自然保護運動、日本の文化行政などのおかしさが見えてくるということに、新鮮な驚きを感じました。「虫なんて、何であんなものに惹かれるのか」という思ってしまいますが、「虫」であっても著者たちの域にまで到達すれば、世界観がガラリと変わってくるものだということがわかります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ムシ好きの方は思わず読んでにやけるはず。
そうでない方はムシ屋の性質がちょっとだけ分かるハズ。
※高校時代の学級文庫に紛れ込ませたまま行方不明... -
ちょと古いけど、面白かった。自然に対する考え方や日本の国の特殊性も含めて、いろいろ考えている事の楽しさがある。昔に戻って虫取りがしたくなる。
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この作品は一九九六年四月洋泉社より刊行された。
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