養老孟司の大言論 II 嫌いなことから、人は学ぶ (新潮文庫 よ 24-9 養老孟司の大言論 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101308395

作品紹介・あらすじ

戦争のおかげで変わり、学んだ世代の私は、大学紛争を経てオウム事件を機に大学を辞めた。「日本に思想はない」というが、そもそも人は、何かを信じなければ生きられない。傷つかないで終わるのが、理想的人生なのだろうか。政治、環境問題、宗教、歴史、科学――嫌いなものを突き詰めてこそ、わかってくるものがある。巻末に内田樹氏との特別対談を収録した、大言論シリーズ第2巻。

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  • 祝文庫化!

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    「じつのところ、日本の将来、心配です! 内田樹氏との特別対談つき。

    戦争のおかげで変わり、学んだ世代の私は、大学紛争を経てオウム事件を機に大学を辞めた。「日本に思想はない」というが、そもそも人は、何かを信じなければ生きられない。傷つかないで終わるのが、理想的人生だろうか。政治、環境問題、宗教、歴史、科学──嫌いなものを突き詰めてこそ、わかってくることがある。内田樹氏との特別対談を収録した、「大言論」シリーズ第2巻。」

  • いまさらやけど、養老さんの本はむずかしくて、わからないところが多い。
    最後の対談で内田樹さんが、わからないところが多い本がいい本である、っていうふうに言うていたので、それを信じたいと思う。

  • 発想の原点をどこにおくのか,現代日本のようにモノからスタートしている点に,抑もの問題点があるのではないか,という論調.単純だけれども,その実難解.

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著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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