月と菓子パン (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101318516

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で以前、借りてなんども読みたいなぁと自分で文庫を買って再読。文庫のあとがきもとても良かったです。
    2015/08/01
    2016/08/10 再読 ちょうど一年前だ。

  • 「屋上がえり」は、あまり肌に合わなかったのですが、これは面白かった。敢えて現在形を使う文体、ふっと感じる素敵さに、くらっとしました。

  • 日々の暮らしの、まったりとしつつ気持ちの良いエッセイ。
    銭湯通い、私もしてみたい。

  • 2014/04/15

  • ぽつぽつと綴られた日常が心地いいエッセイ集。
    一文一文が短いからか、さらっと流れるよう。

    沼津のhalの後藤由紀子さんがお友達だそうです、お店が開店された直後のことが書かれていて、ちょっぴり嬉しくなった。

  • ブクログをきっかけに♪普段の暮らしっていいな、とじんわり温まる本でした。

  • この著者の作品は初めて読みました。
    身近な町のなかの、ちょっとした出来事がこんなに愉快な文章になるのですね。映像が見えるような、すっと頭に入る表現で、好感を持ちました。他の作品も読んでみたいです。

  • 2013.03 読了

  • 時計を少し逆回転させたかのような、どこか懐かしいような風情ある町の様子や人々の暮らしぶり。
    そうした日常的で身近な愛すべきものものものへの思いを、スタッスタッと歯切れのいい文体でさらりとつづられている。
    視線は細やかだけどちっともおしつけがましくなくて、すがすがしくここちいい。

    不動産やさん、パンやさん、といった具合にあえてひらがなの「や」をつかっているあたりにも、著者ならではの優しいこだわりがありそう。

  • 石田千のエッセイ集

    石田さんの文章は、
    懐かしくて心地よい

    ただ優しいだけでなく
    時折おかしさもあって、
    読み手にいいテンポを作っている

    ゆっくりと丁寧に暮らす心地よさを
    思い出させてくれる本

    明日はおでんを作ろうかな

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著者プロフィール

石田千(いしだ・せん)
福島県生まれ、東京都育ち。國學院大學文学部卒業。2001年、『大踏切書店のこと』で第1回古本小説大賞を受賞。「あめりかむら」、「きなりの雲」、「家へ」の各作品で、芥川賞候補。16年、『家へ』(講談社)にて第3回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。16年より東海大学文学部文芸創作学科教授。著書に『月と菓子パン』(新潮文庫)、『唄めぐり』(新潮社)、『ヲトメノイノリ』(筑摩書房)、『屋上がえり』(ちくま文庫)、『バスを待って』(小学館文庫)、『夜明けのラジオ』(講談社)、『からだとはなす、ことばとおどる』(白水社)、『窓辺のこと』(港の人)他多数があり、牧野伊三夫氏との共著に『月金帳』(港の人)がある。

「2022年 『箸もてば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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