あやまちは夜にしか起こらないから (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 77
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101335445

作品紹介・あらすじ

私の二番目の恋人になってください──自由な校風の私立学園の新任教師・佐竹は妖艶な音楽教師・万輝と一夜の関係を持つが、彼女の一言で運命が狂っていく。癒し系の家庭科教師・雪乃の性戯を愉しみながらも、万輝が忘れられない佐竹。やがてその学園にはポリアモリーという性愛が横行することが判明。その渦に巻き込まれていくが、快楽の極みは悲劇の幕開けだった。官能ロマンの衝撃作!

感想・レビュー・書評

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  • ポリアモリーといったパートナー同意の元で複数の方々と関係を持つ恋愛観をテーマにした小説。
    人それぞれ恋愛観があるし、パートナー同意のもとであれば、別にありだと個人的に思う。
    ポリアモリーによってパートナーに嫉妬の感情を抱き、それによってさらにプライマリーのパートナーへの気持ちが高ぶるのは理解はできる。
    しかし、僕のパートナーがもし他の誰かと体の関係を持ったとしたら、嫉妬の感情よりも憎しみや喪失感の方が圧倒的に強いだろう。
    さらに複数の方と関係を持つということは、それだけ妊娠のリスクも高まってしまう。
    それを踏まえて、自分にはできない。
    そもそも複数人と器用に関係を良好に保てるタイプでないし、一人の人と長く付き合う方が結果幸福度も高いと僕は思う。
    自分にはない恋愛観をテーマにした作品だったので、単純に読み物として面白いと感じた。

  • f.2021/2/25
    p.2018/8/1

  • もっとエロいの期待してた。

  • せめて、はっきりわかるハッピーエンドで終わってほしかった。

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著者プロフィール

1967年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』で官能小説家としてデビュー。05年『桃色リクルートガール』、10年『どうしようもない恋の唄』で官能文庫大賞を受賞。18年、第1回裏八重洲本大賞受賞。

「2023年 『「私鉄沿線」人妻専科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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