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- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101345208
感想・レビュー・書評
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久し振りの志水辰夫。
はっきり言って、志水辰夫にしては失敗作ではないだろうか。期待した志水節を聞こえこない。
記憶喪失の男が北の大地で…と期待したのだが。どうしたんだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりの志水辰夫作品。
当然ながらハードボイルドかと読み始めたが、そもそもミステリー小説でもなく、やや肩透かし。特に一人称単数で語られる文体でない時点で、少し落胆してしまった。
物語は中年男の現在と過去が入れ代わり立ち代わり展開する。内容は仕事だったり、若くして癌で亡くした妻との想い出だったり、旅先で偶然知り合った老人の人生だったり。
基本的には切ない内容で、退屈せず読了したが、他人にオススメできるほどの作品ではないかな。 -
何かを背負って男が現実と向かいあっていく成長譚。
いくつになってもロマンを追い、過去に縛られる。
イッツ・ア・メンズワールド