ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)

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著者 : 水木しげる
  • 新潮社 (2002年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101357317

ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • これは★8つくらいの名著。この本を思い出すと、海外に行きたくなる。片腕なくなるシーンが一行ぐらいで終わってるのが衝撃的やった。

  • ●水木しげるさんの魅力

    水木しげるさんの人間の魅力を存分に味わえるエッセイ。本当に面白くて、笑いがこみ上げる。

    幼少の頃からのドがつくほどのマイペース人生。激動の戦時中も戦後のジリ貧生活の際も、水木さんの人生観はゆるがない。

    いつも大きな自然の力のなかで、自らは生かされているという価値観を据え、「絵を描き続けること」に対する情熱を失わず、楽天的に生きる姿は今日に生きる私たちにも見習えるところが随所にある。


    ●「ゲゲゲの鬼太郎」が誕生するまで

    上述のとおり、幼い頃から自然の神秘に魅了され続けた水木さんの人生観を土台に、人生における奇異な体験の数々が、長年愛され続けることになるこの作品を生んだんだろう。

    戦時中の生死と背中合わせの体験。激動の時代に生きた奇怪な人々との出会い(現在では考えられないような人種)などが養分となったんだろうな~



    40歳を超えてからの成功まで、開かない扉をたたき続けた。紆余曲折と寄り道をしながらもたどり着いた、不思議な人生。

    本当に憧れる。


    奥様が書かれた「ゲゲゲの女房」とあわせて読みたいところ。

  • 自由に生きるって素晴らしい。うらやましい人生。

  • 水木しげるさんの子供の頃から売れっ子漫画家になるまでの自叙伝。
    次から次へと目まぐるしく色んな事が起き過ぎる一冊だった。人の何倍の人生を生きてるのかというくらい。
    戦争中は考えられない程の地獄の状況下にいたであろうに、他の戦記物と同様に本の中にはどこか飄々とした水木さんがいる。そして土人との生活を通して、人間の愚かさや、生き物として生きる尊さを瑞々しく書き綴ってくれている。
    また、戦後の混乱期の中、紙芝居作家、貸本マンガ家時代の場当たり生活がすごい。もちろん才能もだけど、水木さんの生命力は半端ない。

  • 水木しげる本として初めて読了。
    自分が幼稚園の頃に親しんでいた鬼太郎の作者がこんなにも面白い人だとは…

    「好きなことを(イッショウケンメイに)やりなさい」

    と背中を押される本。

  • ・運転手のオットセイ氏も、ニヤニヤしながらついてくる。人間というものは、地球上どこへ行っても、アクセクしているものと思ったが、ここは違う。彼らは競争という、くだらぬ原理にしばられない生活者なのだ。自由で、おおらかな気持ちが皮膚から伝わってくるのだ。三十年前の天国はやはり天国だったのだ。なんともいえない開放感が、彼らとあるいていると感じられる。足下には、虫がなき、空には鳥がとんでいた。


    ・アフリカのピグミーたちは、
    「急ぐことは、死につながり、ゆるやかに進むことは、生を豊かにする」
    と、信じているらしいが、全くその通りだ。自然は人間を、せきたてるようにはつくってはいない。土人たちは、自然のリズムに従って、生活しているから、こんなに美しいのだ。

  • 水木しげるさんのイメージが変わった。特に戦争での体験は、あっさり書かれているが、魚雷に狙われたり、異国の地の民族に竹ヤリで追われたり、マラリア蚊との菌類と戦ったり、サメやワニに注意したり、凄まじい生き様に感動。貸家として、生きたり、本当に波乱万丈な生き方。最後の締めは、勇気を与える。世界は、地球は広い。水木しげるさんのようにもっと視野を広めて、生きていきたい。

  • 水木しげるの破天荒な自伝。漫画が売れずそれでも挫けずにがんばる。いや、がんばってないかもしれない。南方の土人のようにおおらかに生きるのもよいかな。2014.12.3

  • 【本の内容】
    子供の頃はガキ大将で妖怪研究に夢中。

    その結果、入学試験は失敗、学校は落第、就職しても寝坊でクビ。

    そのうち戦争が激しくなり、兵隊として南方の最前線に送られ、片腕を失いながら九死に一生を得る。

    終戦後、南の島で見つけた「楽園」に魅せられながら、赤貧時代を経て「ゲゲゲの鬼太郎」を生むまでを、激動の現代史に重ね合わせつつ描く、なんだか元気が出てくる自伝的作品。

    [ 目次 ]
    「こいつあ、アホとちゃうか」
    へんな美術学校
    落ちたのは一人
    男らしい仕事?
    靴をはかずに新聞配達
    ドロボウと流行歌手
    夜なら頭がサエると、夜間中学に
    支那通信
    ぼくは落第兵
    エプペとなら〔ほか〕

    [ POP ]
    あとがきに「大地はもっと自由だ。

    いろいろな形で生きていける」と書いてあったのを見て、「購入しよう!」と思ったのが本書。

    『ゲゲゲの鬼太郎』で成功するまでの激動の人生が、温かみと面白みある文章で綴られています。

    水木しげるはマンガだけでなく文章も面白い!と読み進めていくうちに、ゲラゲラ笑ったり、ほろりとしたり。

    本の薄さのわりに濃い中身です。

    「ゲゲゲの女房」を見た人も見てない人も是非手にとって頂きたい一冊です。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • タイトルに惹かれました。
    私も「自分は本当に馬鹿なんやろか」と常々自問するので、この本には大いに励まされました。「大自然の摂理に従っていれば、なんとかなる」、と水木先生は語っておられますが、私は先生ご自身が生きるために必死で絵を描いたからこそではないかと思うのです。
    戦中戦後の絶え間なく襲いかかる困難によく立ち向かえることができたなぁと敬服。

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ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)の作品紹介

子供の頃はガキ大将で妖怪研究に夢中。その結果、入学試験は失敗、学校は落第、就職しても寝坊でクビ。そのうち戦争が激しくなり、兵隊として南方の最前線に送られ、片腕を失いながら九死に一生を得る。終戦後、南の島で見つけた「楽園」に魅せられながら、赤貧時代を経て「ゲゲゲの鬼太郎」を生むまでを、激動の現代史に重ね合わせつつ描く、なんだか元気が出てくる自伝的作品。

ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)はこんな本です

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