- Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101362618
作品紹介・あらすじ
世紀のスーパースター、マイケル・ジャクソン。その音楽と生涯に鋭く迫る。類いまれな才能で少年時代から兄弟とともに芸能界で活躍。やがてソロとなり、『スリラー』で前人未到の驚異的ヒットを成し遂げる。だが巨大な成功を収めた彼は、次第にマスコミの批判や偏見に晒され、人間不信やスキャンダルに苦しむことに-。緻密な調査と深い敬愛に裏打ちされた、マイケル研究の決定版。
感想・レビュー・書評
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2021年3月14日に紹介されました!
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会社の昼休憩、おにぎり屋さんの小さな飲食スペースで
半べそかきながら読み終えました。
どんな風が吹こうとも、彼を一貫して愛し続けた作者にも拍手です。 -
同じ作者の「マイケル・ジャクソン」が理路整然とまとめられているのに比べると、ずいぶんと情緒的 というか、あっちに行ったりこっちに行ったり。
本書(教科書)のほうが先に書かれているのだから当たり前なんだけど、けれども、ゆっくりと読む分 には本書のほうがエピソードが多く、読んでいて面白い。
もちろん「マイケル・ジャクソン」のほうがきちんと分析されていて読みやすいのだが、こちらの方が 読み物としては読みやすい。
読んでいる間のBGMにマイケル・ジャクソンを選ぶのもありかなぁと思いつつ、メジャータイトルだ けで何曲あるんだ。 -
著者のマイケル愛が伝わってくるが、彼の音楽が何から影響を受けたかの分析がきちんとあり、ミーハーな内容じゃないのが良い。タイトルに付いている、伝記ではなく教科書という言葉には、醜聞の冤罪を世に教え諭す意も含まれ、頂点を極めるのいうのが如何に異常な環境に身を置く事なのかが垣間見られる。
読んでいるうちに、ジャクソンズ時代からのマイケルの曲を聴き直したくなった。こういうミュージシャンについて纏めた本(の電子書籍版)は、文中の楽曲名に視聴サイトや、購買サイトへのリンクが付いてたら便利(笑) -
まだ途中だけど、いい本だ。
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ポットキャストでいつも海外アーティストについて語っていた著者の話が良かったので、この本を買って読んだ。
マイケルの生い立ちから現在までが詳しくかかれとても面白かった。 -
0918
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追悼式でのアル・シャープトン師のスピーチの言葉が、いかにマイケルが「人種の壁を突き破り」世界の文化に変化を起こしたのかを表していた。
漠然とただ好きだった彼の音楽を、より愛情と尊敬を持って大切にしたい、と感じさせる本だった。西寺さん、ありがとう!
新潮文庫はカバーを取った作りが好きで、いつもカバーは捨ててしまうのだが、この和田誠さんのカバーのエピソードも素敵だったのできちんと残すことにした。 -
もはや伝説になったマイケルジャクソンのことが1冊で分かる本。自分の中で「変わった人だな」という印象だけが強かったマイケルですが、この本を読んで「そりゃこれだけ周りからプレッシャーやドロドロした欲をぶつけられたら人間不信になって、変わり者にもなるよな」と考えを新たにしました。フレディマーキュリーやポールマッカートニーとの交流も初めて知った。