検証 国家戦略なき日本 (新潮文庫 よ 32-1)

著者 : 読売新聞政治部

• 新潮社 (2009年1月28日発売)

感想・レビュー・書評

[むぎはるさんの感想 · 2011年9月26日]

安部首相就任のころの著作。
国治めるて難しいな、と。

いろんな分野に精通している政治家がいないと、中長期の戦略なんて実現できない。
ましてや脱・官僚なんていって、新人議員だらけの場合は末端まで動かすのが難しそうだ。

だから、政治主導したいなら、何がダメになっていて、何が単なる既得権益になっているのか、みたいな整理を新政権が今頃やっているはず、と信じたい。
優先順位つけないで事例ばっかみてると、全部が全部でっかい政府になりそうな主張だ。

中国と韓国脅威！みたいのは、相対的に２カ国がでっかくなってるし、かつ人口１０倍の中国なんだから、それに日本がすべて勝つなんてのは不可能だろうと。
ＥＵとかできてる今、そんなに東アジア内で競い合わなきゃいかんかね、という疑問も。

[keithewisdomさんの感想 · 2009年6月15日]

『検証　国家戦略なき日本』（読売新聞政治部、2009年、新潮文庫）

科学技術、海洋政策、資源・エネルギー、国民の安全、知的財産権の５つの観点から、今日の日本が直面している課題を問題提起している。

課題の総論的理解には役立つ。

（2009年6月15日）

[goodafternoonreikoさんの感想 · 2009年4月15日]

2009/4/15
日本の政策を批判しすぎ・・・さすが読売。
一方的すぎるかな。良い点悪い点あげたり、他の国から見た日本の良いところをあげてもいいんじゃない？