引退モードの再生学 (新潮文庫 さ 67-1)

著者 : 残間里江子

• 新潮社 (2009年3月2日発売)

作品紹介・あらすじ

すっかり現役を退いた気分の大人の皆さん、「個人としての自分」を取り戻し、もう一度本気で幸せを目指しませんか-変化に富んだ時代に揉まれながら青春を謳歌し、懸命に働いてきた"新シニア世代"。日本の未来は、巨大な潜在力をもつ彼らの活躍にかかっている。1950年生まれの著者が同世代へ贈る、熱い想いのこもったメッセージ。

感想・レビュー・書評

[Wendyさんの感想 · 2009年4月5日]

残間さんの本を久しぶりに読む。
文章の端々から、残間さんの本を二十代に読んだ事が、仕事を続けるモチベーションの一つになっているなと感じる。

これから、10年生きていく上での参考になることも多く、残間さんの視点が、日常の中でもがいている自分に新しい可能性を感じさせてくれる。
悩んでいる時は、本を読んで新しい思考を取り入れることが、大切ですね。

著者プロフィール

残間里江子
1950年仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年 企画制作会社を設立。「蒼い時」（山口百恵著）出版プロデュース、映像、「大人から幸せになろう」などの大型文化イベント等を多数企画・開催する。また、2005年「愛知博」誘致総合プロデューサー、2007年には、「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務める。2009年には、「新しい日本の大人文化創造」を基本テーマに、「クラブ･ウィルビー」を立ち上げる。ラジオ、テレビのパーソナリティーとしても活躍。近著は『閉じる幸せ』（岩波新書刊）。

「2019年 『もう一度　花咲かせよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」