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- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101379111
感想・レビュー・書評
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「うちのおやじは金平糖のおやじ、甘いなかから角が出る」
付箋ペタペタ。(そこがうつくしくなくて申し訳ない)
骨董にまつわる話は私にはまだ時期尚早であるため、主に「幸福について」「ある風景」の章にペタペタ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の考えを忌憚なく書ききっているように潔く読んでいて気持ちがよかった。日本人とはを考えさせられた。
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白洲正子の『金平糖の味』を読んでる。樺山資紀を祖父に持ち、夫次郎をはじめとして多くの歴史の立役者を直截に知る彼女の随筆の中で、これが一番重い気がする。近衛文麿が服毒自殺したときの感慨はとても生々しい。
現都知事が「石原の慎ちゃん」とか語られちゃうあたりが歴史。 -
特に冒頭の「幸福について」というエッセイに衝撃をうけました。
これほどの内容を、このような形にまとめて書くまでに、著者はどれほどの自問自答を重ねてきたのだろうか。
あまりにも本当のことが書かれていてドキリとさせられるが、読後感は清々しい。