安南から刺客 新・古着屋総兵衛 第八巻 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101380537

作品紹介・あらすじ

七ヶ月振りに総兵衛一行が江戸へ帰ってきた。古着大市の準備に忙しい大黒屋の面々だったが、主人の無事の戻りを歓喜の声を以て迎えた。帰着後すぐ総兵衛は入堀向かいの破産寸前の炭問屋の家屋敷の購入を決め、また大市での大勢の客の食事や手洗いの用意に知恵を絞る……。そんな大黒屋を遠くから執拗に監視する目があった。新たな強敵がやってきた。総兵衛は葵典太を静かに鞘走らせた。

感想・レビュー・書評

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  • 最後に

  • 総兵衛京から江戸に戻る。古着大市の賑わい。安南から刺客。2019.12.9

  • 第八弾
    久しぶりの江戸、薩摩でない何者かが暗躍、そして古着大市で暗躍する?幕閣に存在しそうな新たなる敵は関係者は抹殺され?、そして安南からの刺客は旧友?

  • 新古着屋総兵衛8巻目。
    7ヶ月ぶりに江戸に帰ってきた総兵衛と桜子達。
    古着大市準備とかいろいろ忙しかったのも束の間
    同じ富沢町の炭屋の息子が金を使いまくり破産
    その家ごと買った総兵衛。
    あ、この家と我が家繋げてみるとよくない?
    みたいな流れになり
    とりあえず購入。
    そんな中の古着大市開催で大成功。
    でも裏では総兵衛の出身地からの刺客が来てましたという話。
    総兵衛さんなんでもできるのね…そりゃモテるわ!
    と思いつつも異国の人だったことをおもいだした。

  • 京都から帰ってきた総兵衛に、新たな監視の目が。
    そして富沢町から離反しようとする連中。
    どちらにも黒幕の存在を感じるが、はっきりとは敵が判らない状態と言う新しい展開に。

  • 江戸に帰ったらすぐに古着大市で大忙し。

  • このシリーズも既に8巻目。佐伯泰英の多作振りにはいつもながら驚かされる。総兵衛一行が江戸に帰着し古着大市を開くまでを例によって新たな敵を創出しながら描いている。もはや話には新味はないが、ついつい読んでしまう。

  • 京都から帰って、色々抜け目なく画策する飛澤一族
    でも、その上をいき策略を張り巡らす敵(新しく!)
    中々楽はできませんね

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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