天久鷹央の推理カルテIV: 悲恋のシンドローム (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
4.06
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本棚登録 : 2813
感想 : 161
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800578

作品紹介・あらすじ

小鳥。この事件は、お前が解決するんだ。天医会総合病院の看護師、相馬若菜から友人の殺害事件について相談をうけた天久鷹央(あめくたかお)と小鳥遊(たかなし)優。喜び勇んで謎の解明にあたる鷹央だったが、その過程で“事件から手を引く”と宣言する。なぜ、彼女ではこの謎を解けないのか。そして、死の現場から“瞬間移動”した遺体に隠された真実とは――。驚きのどんでん返しと胸を打つクライマックスが待つ、メディカル・ミステリー第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 小鳥もカッコ良くなったなー
    毎回、車種名出すんなんで?笑

  • シリーズ第4作です♪
    第3作を読み終えたのは...2023.12.28(⊙⊙)!!

    今日は2024.2.3...
    知念先生の作品、今年の初読み...
    しかも、既に2月って...

    何やってたんだーッ
    バカヤローって言ってやってください。
    あっ、でも関西人なんで、アホはOKですが、バカって言われると怒るかも(笑)

    いやぁ~、県立図書館でお借りしたぶっ厚い2冊の本、まだ1冊目の6割程度しか読み終えてないんですが、無事に今日延長手続きを...
    3週間あるし~♪って思ったら今日は浮気し過ぎましたヾ(_ _*)ハンセイ・・・

    でも、浮気してもいい作品だと思います(*-ω-)ウンウン

    やっぱり面白い(=^▽^=)

    本書は
    ・プロローグ
    ・迷い込んだ呪い
    ・ゴミに眠る宝
    ・瞬間移動した女
    ・エピローグ
    で構成されていますが、何と言っても瞬間移動した女がいいですよね(*´ω`*)

    で、読んでる途中で気づいちゃいました。
    「マツリカ・マトリョシカ(相沢沙呼著)」のマツリカ様と柴山の関係とよく似てる(笑)

    そして、瞬間移動した女では「マツリカ・マトリョシカ」同様に小鳥が大活躍するんです。
    マツリカ様好きで、本シリーズを未読の方がいらっしゃれば是非とも!!

    エピローグからの繋がり、そしてプロローグへ。

    う~ん、でも鴻ノ池がいる分、やっぱり本シリーズの方が賑やかですね♪

    それに知念作品の醍醐味である医療ミステリーはやはり最高です(*`ω´)b



    本の概要

    小鳥。この事件は、お前が解決するんだ。天医会総合病院の看護師、相馬若菜から友人の殺害事件について相談をうけた天久鷹央(あめくたかお)と小鳥遊(たかなし)優。喜び勇んで謎の解明にあたる鷹央だったが、その過程で“事件から手を引く”と宣言する。なぜ、彼女ではこの謎を解けないのか。そして、死の現場から“瞬間移動”した遺体に隠された真実とは――。驚きのどんでん返しと胸を打つクライマックスが待つ、メディカル・ミステリー第4弾。



  • このところ長編ばかり読んでいたので、短編だとさくっと解決されてこれはこれでいい。
    最後の話、看護師の若菜ちゃんといい感じになった小鳥先生だけど、、ここにも医療が関わるのかー、とやられた!

  • さくさく行きます
    天久鷹央シリーズ

    うーん、やっぱ読みやすいのう
    つか知念実希人さん、またいろいろ読みたくなってきた
    危険、危険

    というわけで、病名当てミステリー(そんなジャンルだったっけ?)が3本
    どれもミステリーとしてはお手軽感この上ないですが、そこに病名当てが加わることで二重の謎解きになる

    しかーし!

    特段謎を解いたる!という気持ちになることなくがんがん読んじゃうわいには二重であろうが三重であろうが頭を悩ませたりしないのであーる

    しかーし!

    読み終わった後にすごいなーとは思う

    • 1Q84O1さん
      さくさく行き過ぎですよ
      病名当てながらたまにはじっくりとw
      さくさく行き過ぎですよ
      病名当てながらたまにはじっくりとw
      2024/01/27
    • ひまわりめろんさん
      よいのです
      それがわいのスタイル
      特段のインプットもなくだらだらとただひたすら読む活字中毒者の末路
      よいのです
      それがわいのスタイル
      特段のインプットもなくだらだらとただひたすら読む活字中毒者の末路
      2024/01/27
  • まだまだ読み続けてる
    医療観点のミステリなので
    解明の手法はシンプルなんだけど
    やっぱりキャタクタの安定感で
    読んじゃうんだよなー

  • シリーズ4作目。
    今回は小鳥遊先生が事件を解決するということで、どういう展開になるのかなと思っていた。
    「解決」とは、そういうことか!と納得。
    恋愛絡みの事件が多かったけど、病気も恋愛も先入観を持たずに判断する鷹央は、今回もさすがだった。

  • 最初の男性不審の女性の謎は、それほど医療に詳しくなくても理解できる理由付けだったので分かりやすく読めた。
    最後の話はトリックが複雑だが、小鳥にしか謎が解けないと言って鷹央が手を引く理由がしっかりとあり、終わり方が切なくも面白かった。

  • 人気シリーズの4作目!!
    今作も不可思議な事件をズバズバ診断していく医療ミステリ短編集!!これは医療関係ない事件なんちゃう?って思ってたら結局見事に医療ミステリで犯人も予測できない結末へと診断していく!

  • あぁやっぱり面白い。
    シリーズ制覇しよーっと☆

  • シリーズ5冊目かな?
    時系列だと『スフィアの死天使』 『天久鷹央の推理カルテ』 『推理カルテⅡ』 『推理カルテⅢ』 『推理カルテⅣ』 『幻影の手術室』 『推理カルテⅤ』 らしいです。

    『迷い込んだ呪い』
     結婚間近になると体調不良になる女性。原因不明で、亡くなった元彼の呪いじゃないかと相談に訪れる。ふった相手が何年も呪う程想いを残してると思うのは、思い上がりか罪悪感か。

    『ゴミに眠る宝』
     ゴミ屋敷の訪問後に姿を消した若い男性。気付かないものかな?

    『瞬間移動した女』
     病棟の看護師に友人の死の真相を解明して欲しいと頼まれた天久先生。マンション室内で大量出血していたのに、海で見つかった遺体。事件の元になる事情が切なかったな。

     次は『天久鷹央の推理カルテⅤ』かと思いきや、『幻影の手術室』らしい。。。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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