幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)

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著者 : 知念実希人
  • 新潮社 (2016年8月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800769

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幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)の感想・レビュー・書評

  • ますます快調のシリーズ第6弾。巧みなプロットと医学をベースにした見事なミステリー。安定の面白さ。

    今回、変人で天才女医の天久鷹央が挑む事件は密室の手術室で起きた奇妙な殺人事件。手術室に居たのは、殺害された麻酔医と、全身麻酔状態にあった患者の二人だけ。しかも、その患者・鴻ノ池舞は、近々、鷹央と小鳥遊の所属する統括診断部に入局する予定だった。

    ラノベチックな表紙にオジさん世代は購入するのに多少の勇気を伴うが、読んでみて、満足。

  • 今作は、舞が容疑者扱いされ、良き仕事のパートナーである、鷹央と小鳥先生が舞の濡れ衣を晴らすのに医療用語、医療知識をフル回転させ、事件のトリックを暴いていく。全体的に軽めのミステリーであるが、医療シーンは迫力あるものである。それに加え、刑事側からの観点で刑法も絡んだり、被害者のアレルギー、麻酔科医なので、麻薬を医療目的でなく別の用途で悪用していたのを見破る鷹央に感服である。事件解明へのトリックや専門知識を冷静に淡々と話す鷹央であるが、人間味もあり、それが小鳥先生との信頼関係が長く続くのかなと感じている。

  • 鷹央先生の小鳥先生に対する扱いがもうナイスすぎて、本当にいいコンビです。今回は、若干うざいと思っていた鴻ノ池さんの言動が薄めで読みやすかったかも。キャラとはいえ、小鳥先生に対する態度は目に余るものがあるので、このくらいがいいかな。今後は、3人で事件を解決していくのでしょうか?楽しみです。

  • 鷹央先生、やや謎解きに苦戦しているように見えた中盤まで、そこからの謎解きはいつも通りお見事でした。小鳥先生の協力(かなり強引にさせられた)の賜物♥二人の連携はもう鉄板で読んでいてニヤニヤしちゃいます。私にはややウザいキャラだった鴻ノ池舞も今回は被害者となりその生い立ちの背景や、様々な小鳥先生との会話を読むにつれていい子だなぁ、と♪事件そのものは身勝手で凄惨で。軽んじられる命が悔しくて仕方ない。医者が麻薬とは…そしてセクハラ&パワハラ。ため息ものの事件でした。賑やかになりそうな今後。続きが楽しみです。

  • よくこの組み合わせでここまで不可解な状況を作り上げますねぇ。今回はメインキャストである舞が容疑者になっていることもあり、普段とは少し雰囲気が異なりますね。
    徐々に状況が見えてくる中盤以降は、もう一気読みでした。

  • 天久・小鳥遊コンビを慕う研修医・鴻ノ池が他大学の病院で手術を受ける中、担当の麻酔医が「透明人間」と格闘しているように見える様子で死亡する事件が発生。現場にいたのは、麻酔医と、術後の麻酔が覚めるのを待っていた鴻ノ池の2人のみ。現場の手術室はいわくつきの場所でもあり…

    今のところシリーズ中では1番。
    「透明人間の脅迫」の下りは、それゴーイン過ぎるだろ名探偵コナンかよwだったけれど、真相解決編がシリーズ中で1番の「メディカルミステリー」になっていたので満足。

  • 天久鷹央シリーズ6冊目、長編です。今回は舞台が別の病院ということで、鷹央が小鳥を遠隔操作して事件に挑みます。透明人間に襲われたかのように殺された麻酔科医。その容疑者はなんとあの…。鷹央がいないときの小鳥は優秀です。出張先で立派にお医者さんしてる小鳥のことを、ちょっと見直しました。そして親しい仲間の為にいつもより真剣に頑張る人間らしい鷹央も微笑ましかった。相変わらずこの作品の警察はポンコツですが、成瀬の行動は英断でした。長編はじっくり読めて良いなあ。面白かった。

  • 相変わらず読みやすくさくっと読了。まあ,だいたい予想はつくけどトリックは?という意味でHow do it?な点で面白いです。鴻ノ池の今後は果たして。次巻も楽しみです。

  • 長編、キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!!
    おもしろかった!一気読み!知念さん、スバラしいっ!!w

  • シリーズ2本目となる長編。他の病院が舞台ということもあってか、鷹央先生の暴走はいつもよりも大人しめ、という印象でした。それでも、事件にずけずけと首を突っ込む態度は、読んでいて気持ちがいいです。

  • 分かってしまえばなんだそういうことかってことでも、分からなければ全然分からないし見当もつかなかった。 
    そして今回は容疑者筆頭候補にレギュラーメンバーを登用することで登場人物にも読者にも緊張感・緊迫感を持たせて、いつもとは違った気持ちで推理をし読み進めることになる。 
    無事に一件落着してめでたしめでたし。

  • 前回の長編より話が自分好みだった。
    今回容疑者に浮上したのはなんと鴻ノ池さん。
    「透明人間」「密室殺人」
    病院内のパワハラ、セクハラ。
    成瀬刑事のジレンマ(素人に事件に介入されたくない。けれども…。)
    桜井刑事は真実の為ならあのメンバーに情報を流したりするけれどね。
    鴻ノ池さんの医師を目指した背景。
    亡くなった湯浅が残した「本当のダイイングメッセージ」は誰に?何の為に?
    実は私は鴻ノ池さんが苦手ですが、違う一面が見れて良かった。(だけど苦手は払拭出来ないけれどね。)

  • シリーズ6作目、長編第2弾。長編は推理カルテではなく事件カルテとなるみたい。これまででいちばん本格ミステリーの要素が強く、最後の謎解きのシーンもいかにもなドラマチックな展開で楽しめた。ちゃんと伏線も張られていたけど、医療にあまり詳しくない僕は、最後まで犯人の見当がつきませんでした(^_^;)

  • 非常にスリリングでおもしろい。映画化したらヒットしそう。
    一気読みしてしまった

  • 本職の医師が可能性を論じれば,それはリアリティが出る(少なくとも素人はコロリと瞞される).本シリーズの他作品を未読なので,第一作で描かれたのかも知れないが,各登場人物を立たせる具体描写がほぼなく,本作だけを読むと物足りなさを感じる.

  • 久々の天久鷹央は相変わらずのやりとり
    しかしなんだか物足りない
    もう前のように一話完結の短編集は描かないのか

  • 事件カルテシリーズ2作目。
    1作目が鷹央と小鳥の出会った作品。
    2作目は舞が殺人犯と疑われたときにお話。
    推理カルテとの時系列だとⅤ作目の少し前になるのかな?

    推理カルテと違い、事件カルテは1冊で1ストーリーとなっているようだ。
    今作での鷹央と小鳥の掛け合いは健在で、肩車のところでは爆笑してしまった。このふたりは、本当にお似合いのいいコンビだなぁ、と思う。重い内容のときもあるけれど、このふたりの掛け合いにくすっとさせられるから読みやすく感じる。

  • 【あらすじ】
    手術後のオペ室で起きた医師死亡事件。記録用のビデオに録画されていたのは、一人の麻酔医が「見えない誰か」と必死に格闘し、その末に絶命する場面だった。手術室は密室。容疑者は全身麻酔で身動きのとれない患者のみ。西東京市・清和総合病院で起きた不可能犯罪に対し、天才女医・天久鷹央(あめくたかお)は独自の捜査に乗り出すが……。事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。

    【感想】

  • 短編医療ミステリーの長編版!
    殺人事件の真相を解き明かす、という主旨のため、刑事がトリックが、と一般的なミステリーと似た流れになりますが、肝心なポイントはやはり知られざる医療の知識が要でした。やはり“医療”ミステリーは一味違う!

  • 手術室で麻酔医が殺された。
    室内に残っていたのは、麻酔が切れたばかりの患者のみ。
    警察はその患者を容疑者として捜査を進めるが、話を聞いた鷹央が事件の解明に身を乗り出す。
    大切な友人を助けるために……!

    2017年3月30日読了。
    謎解きはもちろんですが、少しずつ、少しずつ、人との接し方が変化していく鷹央の成長が楽しみのひとつ。
    今回も以前の鷹央だったら取らないであろう行動がいくつもあって、小鳥遊と同じように嬉しく感じました。
    次作では舞が統括診断室の仲間入りをしそうな気配。
    さらにいじられそうな小鳥遊はかわいそうな気もしますが、どんなトリオになるか、楽しみです。

  • シリーズ最新作。今回は研修医の鴻ノ池に殺人容疑が降りかかる展開。犯人は大体予想した通りだったが、事件の真相はちょっと難しかった。あと、鴻ノ池の医者になった動機や過去などが明らかになり、天真爛漫なふりをした彼女にもつらい過去と医者を目指す強い動機があったのだと理解した。しかし、鴻ノ池によって着々と鷹央と小鳥遊をくっつける為の外堀を埋めていっている気がするのは自分だけかなあ。まあ、鴻ノ池が加わり、統括診断部もにぎやかになりそうな気配。新作も出たら読んでいきたいと思う。

  • 他病院でもマイペース
    「小鳥!潜入のため、あんたクビ!」
    無茶すぎる・・・

  • 清和病院第8手術室で手術が終了した患者の麻酔を醒ましていた麻酔科医湯浅が突然暴れだした。モニターで確認した外科医達が駆けつけると湯浅はメスで首を切られ大量出血で瀕死、そのメスは麻酔から醒めたばかりの患者、鴻ノ池舞の手にー

    ◆湯浅氏…いい人で知識もあって…それ故に、ていうのが残念だ。そして鷹央相変わらずだけど、小鳥センセがいない間にどんだけ貴重な存在かわかってよ-(●'w'●)舞ちゃん、研修頑張って欲しいな。

  • 手術室での不可能犯罪。なぜ麻酔医は死んだのか。

    手術後のオペ室で起きた医師死亡事件。記録用のビデオに録画されていたのは、一人の麻酔医が「見えない誰か」と必死に格闘し、その末に絶命する場面だった。手術室は密室。容疑者は全身麻酔で身動きのとれない患者のみ。西東京市・清和総合病院で起きた不可能犯罪に対し、天才女医・天久鷹央(あめくたかお)は独自の捜査に乗り出すが……。事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。

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幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)の作品紹介

手術室での不可能犯罪。なぜ麻酔医は死んだのか。手術後のオペ室で起きた医師死亡事件。記録用のビデオに録画されていたのは、一人の麻酔医が「見えない誰か」と必死に格闘し、その末に絶命する場面だった。手術室は密室。容疑者は全身麻酔で身動きのとれない患者のみ。西東京市・清和総合病院で起きた不可能犯罪に対し、天才女医・天久鷹央は独自の捜査に乗り出すが……。事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。

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