- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101801391
作品紹介・あらすじ
過去を愛しちゃ悪いかよ。過去のゲームを最新機用に移植する会社「レトロゲームファクトリー」。その社長・灰江田直樹とプログラマー・白野高義の元に大口の依頼が舞い込んだ。伝説的ファミコンゲーム、UGOコレクション10本の復活プロジェクトだ。だが開発者は最後の作品の権利のみを買い、失踪していた。一体何故か。横取りを狙う大手企業を抑え、封印ゲームを復活させよ! 現役プログラマーが贈るお仕事小説。
感想・レビュー・書評
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私は この世代の前なので
ゲームの名前を聞いても ピンときません。
でも この小説は 知らない専門用語が ズラリしていても なぜか すーと 読めたんです。
この作家さんが 初心者向けの 解説を いろいろ出版しているので 説明が うまいんでしょうね。
内容も 面白かったです。
柳井さんの 他の作品も
ぜひ 読んで見ようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファミコン世代にはたまらない!
古き良きレトロゲームを懐かしみながら、小説としてのストーリーも楽しめる。レトロゲームと小説の両方が好きな方におすすめです。ファミコンゲームのプログラムがどうなっているかのマニアックな話も!
そして、もう一つの隠れたテーマは「家族」です。 -
題名に惹かれて、読んでみたかった1冊。レトロゲームの枠はどの年代を指すのだろう?と思いつつ読み進めていくと、ファミコンやスーファミの全盛期、個人的にも懐かしい頃だった。
物語全体は、章ごとの構成。そして一部の登場人物を追いかける謎解き要素を軸に展開するさまは、RPGのよう。こういう構成は昔のシンプルなゲームと相まって、まさしくタイトルに沿った”レトロゲーム”な構成だった。その他、やはりプログラム的な記載もあり、フィクションとはいえ著者のバックボーンによる影響はある。(読んでても面白いかどうかはIT畑、ゲームネタがわかるかどうかで左右されそう)。
また、お仕事小説としても、楽しめる1冊だと思う。 -
ゲーム好きなら是非。特に昔のレトロゲームが好きなら。最後のラスボスに挑むクライマックスでうるっとくる
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レトロゲームを移植するお仕事小説。能力は高いのに世渡り下手なコーギーの過去が引くほどワイルドでびっくり。不登校少年がレトロゲーム喫茶店でおじさんと一緒にゲームしてるのもそれはそれでありかな。