- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101801506
作品紹介・あらすじ
ランプが光り、また一つ「不思議」が増えました。銀座の街に溢れる「不思議」を集めるのが、この探偵社の仕事である。踊り狂う亡霊が出る、鬼が迷子にな っているなど、不可解な出来事は後を絶たない。不思議は、宿っていた存在から離れると橙色のともしびとなり、探偵たちのランプに収まる習性を持つ。事務所に持ち帰られた灯の行く先は、所長だけが知っている──世に蔓延る謎に迫る探偵たちの活躍を描く、大正浪漫ミステリー!
感想・レビュー・書評
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市井の人が出会った不思議を集めるのかと思ったら、探偵さんたちがそれぞれに出会った不思議が集まったみたい。
それにしてもまだまだ分からない事があるよね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大正ミステリーと書かれて読み始めたけれど、浅草十二階といった名称が出てくるくらいで人物は現代感しかない。ミステリー?といった話で世界観が分からないまま終わってしまった。
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どうにも世界観がつかめず、入り込めなかった。
2021/7/31 -
ファンタジーではないよなあ。でもファンタジーのカテゴリーに入れました。
この作者は小鬼が出てくる別シリーズを大層読み面白く感じていました。
今回は、ウーン、どうだろうかなあ、という感じでした。自分が外出しないたくさんの時間の中で一気に読み終えました。
多様なキャラクターの登場人物、そして、そのキャラクターにあった短編による1冊です。
一編一編が短く感じたのでしょうか。登場人物一人につきもう一遍程度の短編がないと消化不良になる感じでした。理由のない不思議、というのとはちょっと違う、ただ、登場人物について、なぜあなたはそうなのか、というところをもっと読みたく思います。収録されている一編一編も短く思いました。
銀座が題名に入っているのですが、まあ、銀座が舞台になっているのですが、大正の銀座をもう少し感じたいとも思いました。
登場人物をもう少し掘り下げた作品が出たら、是非続けて読みたいと思います。 -
なんとなく回りくどくて読み難い。
仕事である不思議集めの不思議自体がなんだかあやふやだったりするので、もうちょっと分かり易い事件だと良かったかなと思います。 -
なんだか設定がすっと入ってこなくて、あまり楽しめませんでした。
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2019/6/1(土曜日)
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不思議を集める探偵たち。探偵それぞれも不思議を抱えている。不思議部分が何といっていいか妖怪とかじゃなくて「不思議」なので全体の印象はぼんやり。