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- Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102052129
感想・レビュー・書評
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とにかく読みづらかった
けど文学的表現の美しさが表れてる時には読むのが止められないパートももある
何人もいる登場人物の人生をつまびらかにしていくがみんながそれぞれ孤独で、物語じゃなく人間の一生の真理を見せられた感じだった。それは読む人も同じで、読まれている理由がここにあると思う。
名前がわかりづらいことやマジックリアリズムの手法などもあり、読んだことがとにかく覚えていられない。
その忘れ去られていく様が、人間の一生と重なりとても切ない読後感を与える。
ポンペイの遺跡で見た「結局人生には何の意味もないんだ。じゃあ自分にとって真に意味のあること、人間にとって意味のあることをしよう」と思った。
バキどうが「何してもいいじゃん」ってなったのと同じ
Amazonレビューでいろんな人の感想を読むのが面白かった。
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GWのReading Listの一冊
想像以上に読みやすく、スルスル読めた。
同じ名前のがついた人物が多く出てくるが、区別できない程ではない。
ぽんぽんいろんな人物が出てきては勝手に物語を紡ぎ消えていく感じ。俯瞰すれば一族の物語だが、一つ一つの物語が繋がっている感がない。
それぞれが勝手に生きて勝手に死んでいくような。
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