- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102109083
作品紹介・あらすじ
舞台はアメリカ南部の大富豪の家。一家の主は、癌で余命いくばくもない。この家の次男ブリックの妻マギーは、同性愛の愛人を失ってから酒びたりの生活を送る夫の愛を取り戻そうと必死だった。また、長男グーパー夫婦は、父の病状を知って、遺産相続を有利に運ぼうとしていた。-父の誕生日に集まった二組の夫婦、母親らの赤裸な性と愛と欲を描くウィリアムズの傑作戯曲。
感想・レビュー・書評
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村上春樹『風の歌を聴け』から。期せずして私の永遠のテーマの一つであるアル中本だった。「酒飲みっていうのは、自分がもう若くないし信じることもできなくなったという事実を忘れたがっている人間なんだよ」よくわかる。けれども、頭の中でカチッと音がするまで飲んだことはない。
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『十二神将変』で引用されていたので読んでみた。すごく面白い!映画版ではヘイズ・コードの介入によって同性愛要素が限りなく薄くぼやかされてしまっているそうだけど、エリザベス・テイラーもポール・ニューマンも本当にぴったりの配役だと思うのでぜひ観てみたい。
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焼けたトタン屋根の上でじっと愛を待って、愛をもとめてとびかかるヒロインを描いた戯曲です。
より詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120519/1337433748 -
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26 人間の生と死、欲望を赤裸々に表現してみせるショッキングな戯曲。