ロゼッタストーン解読 (新潮文庫)
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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
歴史的検証が長過ぎるのが、欠点。 もっと、小説ぽく仕上げるか、様々な点から解読してくれていればもっと楽しめたのに。 まぁ、これは著者の意図ではないんだろうが。
「とうとうやった!」兄に向って叫んだ彼は意識を失った。謎の古代文字、ヒエログリフ解読の瞬間だった──。18世紀末、ナポレオンのエジプト遠征が持ち帰った碑石ロゼッタストーンは、解読競争を加熱させた。様々な状況に巻き込まれる中、フランスの若き天才シャンポリオンに、英国のライバルが迫る・・・。異能の天才学者と、失われた文字をめぐる興奮の歴史ドラマ。
シャンポリオンに終生つきまとった貧困や政変。それに屈することなく、ヒエログリフ解読という偉業を成し遂げた彼の辛抱強さと、なんとしても解読するんだという意思の強さに感動した。
古代エジプトの歴代ファラオの名前など、ヒエログリフに込められた意味にはとても深いものがあって、この文字を発明した古代人の頭脳と文明の高さに強い興味を感じた。
長編だがとてもわかりやすく解説されていて、読書初心者や、歴史・古代文字に興味のある人にはぜひ読んでほしい一冊。
一言で言うと本当に面白かった。
現在、ピラミッドを発掘・研究している研究者がヒエログリフを当たり前に読んでいるが、19世紀にシャンポリオン氏が解読するまで、現地のエジプト人を含め、その文字を全て正確に読める人間が1人も存在しなかった。
しかも解読されるまでに、かの有名なロゼッタストーンが西洋の研究者達に紹介されてから33年以上も掛った。
シャンポリオン氏がどのような背景で解読していったのかを是非古代エジプト史に興味がある人には是非読んでもらいたい1冊である。
なにせ古いことなので、記憶も定かではないけれども。高校の世界史で最初に習うのは世界の古代文明で、その中のエジプト・ナイル文明のところでロゼッタストーンおよび、その解読に成功したシャンポリオン氏が紹介される。たしかそういうことだったと記憶している。この本は、シャンポリオンのロゼッタストーン解読に焦点をあてたもの、というよりは、シャンポリオンの伝記といった方が良いだろう。この手の研究秘話みたいなものを扱った本で「フェルマーの最終定理」という本を読んだことがあって、それが素晴らしく面白かったので、同じような内容を期待していたのだけれども、少し期待したものとは内容が違っていた。
サイモンシンの暗号解読を読んだ流れで本書を手にしたが、期待を裏切る内容でした。 シャンポリオンの一生を事細かに記載されているが、枝葉が非常に多すぎて読み辛く、話の盛り上がりもなく、最後まで読みきるのが苦痛でした。
評価2.5
シャンポリオンがどのような苦心の末に解読に成功したのかに全く肉薄していないため、事実を書き連ねているだけという
無用な書物になっています。そんなことは期待しとらんのよねぇ。
読書会に向けて読んでいましたが、期日までに読めたのは3章まで。
ドキドキしながら行ったら、ほかの方も読めてないって言ってました。最後まで読んだ方は、子供向けの「世界の歴史」みたいな本を見ながら読んだそうな。
都合でK氏が来られなかったので、次回に持ち越され、ちょっと一息つきました。しかし。
「埋もれた世界」を合わせて読んでくることが宿題に…。
間に合うかしらん。
……約1か月……
読んだ。間に合った。
シャンポリオン、偉いっ。そしてとっても人間的。
解読できなかったほかの研究者をこき下ろしたりとかするところ、好きだなあ。
せっかくエジプトに行ってたくさん持って帰ってきて、これからって時に体が弱くて、死んじゃって。
エジプトにいたら気候がよくて体調ばっちりだったのにね。
残念だったろうねぇ。
さて、次は。
いやあ、面白かった!本当にちょっとしたミステリーよりも断然面白い。すごいなあ、本当に。 語学の天才、という人は本当にいるんだなあ。天才というか勘が良いというのか。キーワードを特定するのが上手でめきめきと読解もしくは会話が上達する人が近くにいて非常にうらやましかったことを今思い出しました。 それにしても政治に振り回され自分の好きな学問に没頭できなかった学者様には同情致します。政治的に不安... 続きを読む »
ロゼッタストーン解読に情熱を傾けた人々の物語。そのひとり、幼少時から数ヶ国語を操った語学の天才シャンポリオンが、ついに解読に成功する。そのとき、失われた歴史の扉が開いた…というイメージを勝手に描いていたのだが、全然違ううえに予想外につまらなかった。
これはロゼッタストーン解読のドラマではなく、シャンポリオンの伝記だ。が、そのシャンポリオンがどうにも魅力を欠く。その他の研究者たちも、愚か者や敵(またはその両方)ばかり。誰にも感情移入できないまま話は続く。その話は長く、どこにもヤマがない。あったのかもしれないが、見つけられなかった。
おもしろい素材のはずがこのありさま。これは、著者が作家ではなく考古学者であるからか。読ませる文章を書くのは誰にでもできることではない、という当たり前のことに気づかされる。不適切な邦題にも文句を言いたい。買うんじゃなかったなあ…。痛恨のミス。
タイトルは「ヒエログラフ解読」にすべきだったろう。
近代西洋史にはとんと暗いのだが、
本書の主人公シャンポリオンがヒエログラフの解読に
成功した5年後、ジュール・ベルヌが生まれていると
思うと僕には多少イメージしやすい。
研究が政治力で左右されてしまうことは
(程度の差こそあれ)特に珍しくもない話なのだが、
なんというか、そういうものも含めてフランスの知識人は
ある種の「華」を纏っているような気がする。
2008年8月読了。中古で400円。
エジプトに行きたくなりました。
シャンポリオンが何度も気絶しながらヒエログリフを研究したおかげで、今私たちはエジプトの歴史を知ることができるんです。
しかし昔のすごい人たちも、ライバルに嫉妬したり嫌がらせしたりしてたことが分かってちょっと面白かったです(笑
ヒエログリフ解読のきっかけがロゼッタストーンなのは有名だけど、具体的な経緯や時代背景は今回始めて知った。 どれだけの遺跡が失われ、このタイミングでヒエログリフが解読されなかったらどうなっていたのか、ナポレオンがいなければ どうなっていたのか、などなど読み物として大変面白かったわ。

読み始めたもののなんか難しくて挫折しそう・・・。
と言いつつ、7月6日、再び読み始めるとなかなか面白いじゃないか。(7月9日)
長くかかったけど、面白かった。
シャンポリオンか・・・。ホントに太...





