キリング・サークル (新潮文庫)

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制作 : Andrew Pyper  佐藤 耕士 
  • 新潮社 (2009年9月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102173619

キリング・サークル (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 1冊の本で売れっ子作家になったパトリックは、息子サムと共に屋外型シアターに自らの本の映画を見に来た。そのわずかな隙にサムが誘拐された。そしてその犯人は自分の本の中に殺人者として出てくるサンドマンを彷彿させた。
    実は、その物語は4年前に新聞社のコラムニストを止めた後に通った作家サークルで聞いた話を元にしたものだった。やがて次第にサークル仲間が死亡した情報が入り始め、連絡を取り合っていた仲間も徐々に殺害されていく。自分の後に見える隠れする影はサンドマンなのか、自分の妄想なのか、パトリックは次第に追い詰められていく。

    最終局面での会話は全くの予想外の告白だった。ただ、とってつけたようなないようではなく、それなりの整合性は保たれている。そして、その告白の結果は予想通りだったが。

  • 特に才能は無いが本を書いて名を成したいと願う主人公パトリック。創作サークルで出会ったアンジェラの物語を盗み、一躍ベストセラー作家となるが、常に良心の呵責に苛まれることになる。おまけに最愛の一人息子が誘拐され更に周囲では殺人事件が起きまくりもうどうにも止まらない恐慌スパイラル。そして迎える絶望のラストシーン。じゃあこの話誰が書いたんだという。それはつまりアンジェラってことになるわけだが。入れ子構造みたいなものか。つうかこの話、ホラーにしたいのかミステリにしたいのか分からん。そしてどちらとしても中途半端。つまらなくはなかったけど、突っ込みどころ以外特に心に残らない。でも案外映画にしてみたら面白いかも。

  • 翻訳ものだということを抜きにしても読みにくい。
    ジョナサン・キャロルにもどことなく似た、「あらすじを読めば魅力的なんだけれど……」というパターン。いざ読み始めると、装飾過多の文章に閉口。個人の好みかもしれないけれど、装飾多めの文章を更に翻訳で読むというのは色々とハードルが多い。原語で読めれば好みなのかもしれない。でも、翻訳が悪いという印象ではなかった。
    ただ、文章を抜きにしても、エピソード構成がややわかりにくい感は否めない。

  • 劇中劇的な”サンドマン”の物語の方が本編より面白い。全体的に消化不良な感じを受ける。映像なら面白いのかも?

  • 最初に誘拐シーンを持ってくる意味がよくわからなかった……。
    某キャラクターの印象が薄くてあんまり驚けなかったし、中盤がだるだるでラストの爆発力が足りないかなぁと。

  • 冒頭のシーンからフラッシュバックする構成に何の意味もない。人物の描写が粗雑なので、後半の展開で一気にしわ寄せがきてしまいインパクトが全くない。

    おまけに翻訳が悪いせいか元々こういう文体なのかひどく読みづらい。駄作。

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