- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102193174
作品紹介・あらすじ
妊婦ら四人を殺害した兇悪粗暴な男ウォートンは死刑囚舎房にやってくるなり看守のひとりを殺しかけた。看守主任を務めるポールは、その日持病の尿路感染症が悪化し、激痛に苦しんでいたのだが、なんとか騒ぎを鎮めた。その後、いつもおとなしい大男の死刑囚コーフィが、なぜか懇願するようにポールを独居房内に呼び入れ、下腹部に手を触れてきた。そして次の瞬間、奇跡が起きた…。
感想・レビュー・書評
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映画は観たはずなのに衝撃的な3巻のエンディング。。どうなるドラクロワ!
(って、すぐ次の4巻を読みはじめてしまった。)
死刑の予行演習をやっていることがバレないように当人のドラクロワを別の場所に連れ出してミスタージングルズの芸のお披露目をさせるなんて、何と気遣いの出来る刑務所なんだろう。お漏らしパーシーの嫌なヤツぶりが際立つ。 -
謎多き黒人の死刑囚 ジョン・コーフィ
が謎の行動を起こす・・・
2巻でキーパーソンだった
ネズミのミスタージングルズの
新展開も描かれる
3巻を楽しめた人は
4巻以降が気になって仕方ないことでしょう
映画先行の自分としては
3巻は重要であり
続きがすごく気になります
ってことで4巻目に期待 -
映画を先に観ました。
映画も良かったですが、
原作も素晴らしいです。
小説は6冊の分冊で、
刊行時には1ヶ月に一冊、計6ヶ月かけて
発表された、とのこと。
当時の人は、次の巻が出るまでの1ヶ月が待ち遠しかったことでしょう。
私は6冊セットで購入しました(笑)
小説には、映画にはなかった退所後のポールの話もたくさん記述されています。
その他、映画では表現しきれなかったポールの想いも知ることができます。
映画を楽しめた人は、小説も是非読んでみてください。 -
(感想は第6巻にて)
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全6巻中の3巻目。遂に不思議な力を持つ囚人コーフィーが活躍する。この小説の第二の主人公といっても差し支えないと思う。コーフィーは幼女2人を虐殺した罪で服役している。そのコーフィーはほとんど言葉も話せず知能は遅れているが、手をかざすことで、病気などを取り除く能力を持っていることが判明する。
少しSF的な要素(特殊能力)を持ちつつも、それが誰にも理解されないということが現実にどう影響してくるか、今後の展開が気になる部分ではある。
刑務所内では鼠のジングルズが冷酷な看守パーシーによって踏みつぶされる事件が発生する。看守だからと言ってみんながみんな善良だとは限らない。 -
やっぱりこの小説は面白い!
その後どうなるの?というところで今回は終わりました。
直ちに4巻目に突入したい!
そのくらい面白いです。 -
ああそうだったとだいぶ思い出してきた...。「理由はまったくなかった」「一回も手を染めていなかった可能性」によってなされた“何か”とミスター・ジングルズの最期...。ワクワク、ゾクゾクするストーリー展開は“流石”の一言。
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2017.08.21