- Amazon.co.jp ・本 (529ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102205099
作品紹介・あらすじ
南地中海の各地で頻発する若い女性の失踪事件。その陰には、ブロンドの美少女を生贄に捧げるという秘密結社の暗躍があった。結社名は《ブルー・リング》。一方、元傭兵クリーシィの養子マイケルは、生き別れになっていた母親と《ブルー・リング》の関わりを知り、謎の組識の解明に乗り出すのだが…。「パーフェクト・キル」に続き、覆面作家が放つクリーシィ・シリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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シリーズものは最初から読まないと気が済まないのですが・・・このクリーシィ・シリーズ、いきなり3弾目から読んでしもうたぁ~。
1弾目は「パーフェクト・キル」らしいのですが、もしかして映画を観たような気がするのですが。
やっぱそうかな? あの日本贔屓の俳優さん(名前を失念!)。
娘さんが2代目白鳥麗子をCM(リフォームの宣伝)でやったはず。
ま、シリーズものは途中から読んでも一応説明はされているので問題はないのですが。
さてさて、本書、登場人物が魅力的ですね。
元傭兵のクリーシィもさることならが、彼が養子にして鍛えたマイケル、クリーシィの元・同僚たちが悪を滅ぼしていく姿は、ざま~みろ!じゃないけれど気持ちがよく、スカっとします。
すごいなぁ~と思ったのが、史実をベースにしていて、イタリアの政界とフリーメーソンの一派「ロッジァP2」との癒着問題が本当に起こっていたというところ。
国家転覆を狙う秘密結社なんてものが本当に存在した(している)んだァ~と驚きました。
う・・・いかに自分が「井の中の蛙」なのかと思い知らされましたけどね。
そんな事件があったことすら知りませんでしたからね~。
あとがきに書いてありましたが、今でもA.J.クィネルは正体不明な作家なのでしょうか?
匿名でいる理由が「異なる文化を背景とし、さまざまな国を舞台にした国際的陰謀を扱うため」なのだとか。
これだけでもすごいっすよね~~。クリーシィ・シリーズに限らず読んでみたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
描写が激しいところがあったものの、そのストーリーにはかなりひきつけられた。ただ最後の襲撃のところは少しさらっとしていたきらいはある。
読み終わって、はたしてこれで解決になったのだろうかと、少し疑問も残る。要は復讐劇に過ぎないのだ。その点がすっきりしないが、勧善懲悪ものが大好きな私としては良しとする。 -
クリーシィだ
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【参考ウェブサイト】
A. J. Quinnell - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/A._J._Quinnell
作家 A・J・クィネル A. J. Quinnell
http://www.ne.jp/asahi/kitora/shu/books/j-ajq.htm
A.J.Quinnell @ Tony Mortlock's Home Page
http://web.singnet.com.sg/~tonym/quinnell.html
MY VISIT TO GOZO AND A. J. QUINNELL
http://web.singnet.com.sg/~tonym/gozo.html
A. J. Quinnell - Biography
http://web.singnet.com.sg/~tonym/quinnell-biography.html
A.J.クィネルの若かりし頃の映像↓↓
Philip Nicholson (A. J. Quinnell).wmv
http://www.youtube.com/watch_popup?v=nxsrnmMTD5s#t=82s&vq=small
そして、写真など
Ghajnsielem.com - Philip Nicholson (A. J. Quinnell)http://www.ghajnsielem.com/biographies/index.html
http://www.ghajnsielem.com/biographies/philipnicholson.html
http://www.ghajnsielem.com/ghajnsielemfc/
http://www.ghajnsielem.com/ghajnsielemfc/images/197493/65.jpg -
おもしろかった!が、チームが強すぎて緊張感に欠けるかな。