パートナー 上巻 (新潮文庫 ク 23-15)

  • 新潮社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102409152

作品紹介・あらすじ

ブラジルの小さな町で一人の男が捕らえられた。彼の名はパトリック、4年前の自動車事故で死んだはずの弁護士だった。事故と前後して、彼の勤務していた事務所からは巨額の金が消え、事務所は破産に追いこまれた-。アメリカに護送され、金の詐取と殺人の容疑を受けて破滅の淵に立たされたパトリック。その時たっのた一人味方エヴァは、パトリックと練った周到な計画を始動させた。

感想・レビュー・書評

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  • 2022/1/30読了
    自分の死を偽装し、大金を略取して海外逃亡して捕まったことによる法的トラブルを尽く退けて、愛する女性との未来を思い描いていたら……やはり、退屈でも真っ当な生活を送り、背徳的な冒険はフィクションの中だけで楽しむというのが一番無難です、っていう教訓話ではないだろうけど。

  • 前半、眠くなるぐらいの展開の遅さ。
    正直読むの止めようかなと思った。

    後半から面白くなってきたが、主人公のパトリックに全く感情移入ができないし、これと言った動きがない。

    最後はどういうオチなのか?
    気にはなるが今までのグリシャム作品よりは面白くない。正直なところ。

    下巻に期待します。

  • 久しぶりに読んだグリシャム。
    豊富な法律知識と緻密な展開は、今までに読んだ本と同じ。
    難解な部分はほとんどなく、この人の本を読むと
    「アメリカで弁護士になれそう、なってみたい」という気分になれます。
    ただ、この作品は、登場人物たちの魅力が乏しく、
    犯罪や、司法取引等に関しても共感できる部分は少なめ。
    裏表紙に「大どんでん返し」とあるから、読み続けましたが、
    こういう本だと、どんでん返しも当たり前だし、
    下巻の始まりくらいから、どういうどんでん返しかも
    なんとなく想像がついてしまうので・・・。
    何より「パートナー」っていうタイトルがいけないと思いました。
    安心して読める、法律モノという感じでしょうか。
    でも、サスペンスがそれではまずいですよね。

  • 071104大和屋(四街道駅前)で購入。
    グリシャム好きです。ただこれは…がーん!!最後でそうきちゃうんですか!?って感じだった;うーー。。

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著者プロフィール

ジョン・グリシャム
一九五五年アーカンソー州生まれ。野球選手になることを夢見て育つ。ロースクール卒業後、八一年から十年にわたり刑事事件と人身傷害訴訟を専門に弁護士として活躍し、その間にミシシッピ州下院議員も務めた。八九年『評決のとき』を出版。以後、『法律事務所』『ペリカン文書』『依頼人』『危険な弁護士』など話題作を執筆。その作品は四十ヶ国語で翻訳出版されている。

「2022年 『「グレート・ギャツビー」を追え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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