片眼の猿 One‐eyed monkeys

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著者 : 道尾秀介
  • 新潮社 (2007年2月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103003328

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片眼の猿 One‐eyed monkeysの感想・レビュー・書評

  • あたしはたぶん片眼の猿だと思ったら泣けてなかなか進まなかった。いつか大事な人に話せるだろうか。トランプの話はいちいち面白かったな。自殺キング。干支シリーズを2つ目。

  • いい裏切りにあいました。
    軽い感じなのかなって初めは思いました。
    ミステリーで主人公が探偵という設定だけを感じればどこにでもあるお話と変わりないですもんね。
    けれど、読み進めると深みがわかります。
    (道尾さんの本は好きだけれど、作品を全部読んではいないので大きな顔してコメントできませんが・・・。)
    ラストの結末や真相でうるっと来て、読み終わってから、人物や風景の描写で読者を引きこむ道尾さんの得意な部分に引きこまれたんだ、と思いました。

  • 確かに。だまされた僕の想像のほうが、非現実だと気づく。

  • 帯であんなに騙されるよ?みたいなことが書いてあったので、ちょっとした文章にも気をつかって読んでたのに完全に騙されてしまいました!読み返してみると、伏線もいっぱいあったのに・・・(笑)でも最後の方は気持ちよく騙されたというか、人の痛みを言わなくても理解してそれを受け入れているローズ・フラットの人たちが大好きになりました。

  • 読了日2009/12
    軽いミステリー
    アパートの住人がとても魅力的で愉快な人々で思わずプッと笑ってしまう所がたくさん。
    楽しく読めました。
    そして、今回もすっかり騙されました。
    人の思い込みってすごいなぁ。思わず「えっ、そうじゃなかったけ?」って前の方を読み直してみたりしました。

  • 道尾さんの作品は何作か読んでますが、これはちょっと微妙でした。騙しの箇所が事件のト

  • 2016/10/6
    おもしろかったねぇ
    地獄耳や千里眼的な不思議な力が存在する架空の世界かと思いきやそうでなく。
    何かうっすら物悲しいフィルタがかかってるような見え方が新鮮というか独特というか。
    悲しいのに気分悪くはないのが不思議。
    それぞれの登場人物もいいんだな、これが。

  • 面白かったー!!
    一気に読んでしまった。
    片目の猿…。意味がわかったとき
    おおー!!ってなった。


    世間の人間は鳩を見て、ただ「鳩」だと感じる。雄だとか雌だとか、そんなことは気にしない。

    このアパートの連中は人を見て、ただ「人」と感じる。それだけなのだ。簡単なようで、手に入れることの難しいその大切な感覚を、彼らはしっかりと持っている。


    きっとそうあるべきなんだなぁ。

  •  道尾秀介さん。いやあ、作品を読むたびに、この作家の芸達者振りには驚かされる。『龍神の雨』『ノエル』等の作品では、子どもたちの心の内面までもを見事に映し出し、また、独特の世界観で描き切っている。かと思えば『カラスの親指』『透明カメレオン』等の作品では同じ作家が書いているとは思えないタッチでテンポ良く読ませ、最後にはどんでん返しで読者を満足させてくれる。新堂冬樹で言うところの『白新堂』と『黒新堂』といったところか。
     さて、この『片眼の猿』は『カラスの親指』等の作品に見られるタッチで、スラスラと読ませ、読者をあっという間にラストへと連れて行ってくれる。やはり面白い作品というのは、内容だけではなく、登場人物をいかに魅力的に作り出すかというのがいかに大切かと思わされる。
     物語は、耳に特徴を持った探偵が音楽会社の依頼でライバル会社の盗聴を依頼され、その過程で、目にある特徴を持った女性と知り合い、思いもよらぬ事件に巻き込まれていくというもの。登場人物にしろ、物語の筋にしろ、色々な仕掛けが用意されていて読む者にとったらかなりオイシイ作品だ。

  • アパートの住民の個性すごすぎる。目も耳も大きくなかったのね。

  • 主人公は、東京で小さな探偵事務所を経営する男・三梨。
    超人的な聴力を武器に、企業から依頼された産業スパイの尻尾をつかむミッションに取り組んでいる。
     ところが、その調査の渦中、調査対象が殺されてしまう。事態は、ヤクザまがいの悪徳探偵事務所の怖い面々達を巻き込んで、急展開してゆく…。
     殺人の凶行を犯した真犯人は、私としては、それほどの大衝撃は受けなかった。
    むしろ本作では、登場人物たちの人物造型の仕掛けが面白い。
     読み進めるうちに、主人公はじめ探偵事務所の仲間や、三梨を支える多彩な人物達のイメージやキャラクター像が(読者である私の)頭の中に形づくられていくのだが…。

     主人公三梨は、にぎやかで個性豊かな仲間達に助けられ、力を合わせて難局を打開してゆく。
    「カラスの親指」と共通する、仲間達のほろりとさせる友情。 きもちがほっこりする読後感と爽快感がある。

  • 15/10/11
    なんかあんまりしっこりこなかった。
    完全に女だと騙されたけど。
    ・帆坂くんはときたまこうして優しい嘘をつく。しかし、それがじつに下手くそなものだから、これまでばれなかった例しがない。(P103)
    このシーンがすき。

  • 【ネタバレ含】どうなるんだろ、どうなるんだろ、と
    期待しながら読み進めたら夢オチでしたー
    …みたいな読了感。


    秋絵の正体は興ざめだし、
    冬絵を誘った理由は軽いし、
    ローズフラットのみんなの事情もそっちへ振る?みたいな。。

    冒頭のミスリードが大げさ?なだけに
    それを超えるオチを用意してほしかったな。

  • やたら伏線がはられてて、ラストスパートの意外性はあった。けど流れ的にはなんか読んだことあるような話。読み返したくはなるかも。

  • 特殊な能力を持つ人の話じゃないって
    なんか素敵だな

  • Stay weird, Stay different

    周りと融合せず、目立つほど風変りで、個性的なあなた。自信を持ってそのままで(アカデミー賞授賞式史上、最高のスピーチと絶賛されている Graham Moore のスピーチの一節)。

    ジャストなタイミングなので引用してしまお。

    実は再読。読んだような気はしていたのだが忘れてた。この手のやさぐれ探偵ものは大好き。

  • 片眼とはなんだったのか

     話題の道尾秀介をはじめて読んでみた。

     後半、えーと思ってしまう。見事に騙されてしまうのだが、気持ちが良い。

     話は、探偵物。
     完璧に、エスパーものだと思っていたのだが…。

     「昔、999匹の猿の国があった。その国の猿たちは、すべて片眼だった。ところが、両眼の猿が産まれた。4その猿は国中の猿にあざけわらわれた。その猿はとうとう自分で片眼をつぶした。」
     そういう逸話があって、主人公の三梨幸一郎は「このつぶした眼は、彼の「自尊心」だった」と分析する。

     最後にわかる事実が、本編の事件より感動的だったのは、どうしてでしょう。
    2009-02-04

  • 読みやすくて、あっという間に読める感じ。
    「だからお前らクソなんだよ」のとこがよかった。
    特殊な人の話。

  • 内容的には主人公の探偵を中心に、ある事件を通して、それにさまざまな個性ある人達が絡んでいき、最後はいろいろな謎が解明されていくという話です。
    なかなか謎めいた人物が登場し、事件の真相や個性ある人達の真実の姿などドンデン返し的な内容が多分に含まれているのですが、自尊心を失った片眼の猿のような哀しい人と自尊心を失わずたくましく生きている人達を対象的に扱っているのがポイントだと思います。
    外見だけで人を判断するのではなく、己の真実の姿を相手に受け入れられてこそ真の信頼関係が築けるという深いメッセージ性のあるストーリーでした。
    やや狙いすぎな感もありますが、なかなか面白いミステリーだと思います。

  • トランプのカードの意味に少し違和感もあるが、誰もがそれなりの形でハッピーエンド!秋絵さんのことは本当に哀しい出来事だったけど、『片目の猿』の寓話も含めて良かったです。

  • カラスの親指に雰囲気が似ています。面白い。人物が良く出来ていてまんまとやられました。長いけどとても読みやすい。

  • 久々に出会った叙述トリックもの。
    お見事でした。
    伏線が次々と回収されていくのが気持ちよい。よね。

  • 活字の利点を活かした作品。ダマされた、ずっこい。

  • 耳にコンプレックスのある探偵の話。

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