パーマネント野ばら

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103019312

感想・レビュー・書評

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  • #3482ー99ー71ー305

  • 私は人一倍、寂しがり屋なのだが、
    どうやって、
    他人に甘えればいいのか?が、わからないので、
    恐らく、
    一生解決できない問題を抱えた困ったさん、という自覚が自分にはある。

    では、
    どうして他人に甘えることが出来ないのか?を、考えてみると
    単純に
    嫌、なのである。

    (この人はサビシイ人なんだ。)と、思われることが。

    (よしよし、サビシイ人よ。)と、同情されるくらいなら、
    ウソをついた方がまだマシ。

    まぁ、そんな人間だから、
    この
    パーマネント野ばら(美容院)のお母ちゃんを
    「恥だ」と思い、
    なおちゃんの事を
    「ヘンだ」
    と、思った。

    決して開けたくない類の扉が心にはあるが、
    それを無理矢理こじ開けてくれた、
    この「パーマネント野ばら」のふたりに、
    腹はたったが、
    楽にはなったなぁ。

  • 村にひとつのパーマ屋さんは、女のザンゲ室。恋にまつわる小さな嘘を日々告白している。

    母系制社会、より原始的で、本能的な。

  • しょうもない男たちに、殴られたり、逃げられたり、のたれ死なれたり。

    それでも男がおらんと、恋してへんと生きてけん、って

    愛することをやめようとしない女たち。

    強くたくましく、あっけらかんと笑ってる。

  • 感傷系サイバラ

  • どたばたしながら生きる女たち。人生の悲哀と滑稽と。高知のあっけらかんとした開放的な雰囲気も感じた。ラストにはぐっときた。

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  • 思っていたよりとても悲しいはなしだった。関西弁が話をより身近にしてくれた。

  • もう少し歳とったら読み返したい。

  • 西原さんが好きだ!

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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