- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103036524
作品紹介・あらすじ
『クレーヴの奥方』を読むなんて時間の無駄? 遠まわりこそ子育ての極意! 18歳でパリに留学してから40年。フランス人の夫とのあいだの一人息子は、エコールノルマルを目指す20歳。テレビもゲームもない家で、絵本や小説、映画や演劇、ピアノやオペラなど芸術を愉しむ時間をたっぷりと与え、自分の頭で考える力と人生を味わう力をともにのばしてきた。急がない子育てのヒントがたっぷりとつまった本。
感想・レビュー・書評
-
微分・積分が分からなくても困らないし。
英語出来なくても海外旅行行けるし。
でもね。「教養が人にもたらすものは、専門のノウハウや視点以外から、人間社会について考えることができる想像力」。「問い掛けに対して独自の思考を進める」ことが「哲学する」こと。「過去は再発見されて生命を帯びる。それが私たちを養い、意識的な『人間』にしてくれる」。
い、いつか人間になれるかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赤ちゃんと子供は全てを直感的に理解できる、だからなんでも説明する
-
再読する。
-
フランスに限らず、欧米での子育ての経験を語る本でこれまでにも何度も語られてきたような、どこかで聞いたような話が多かった。
お子さんへの芸術教育の考え方など、素晴らしい所も多いけれど、真似するには親側の教養が問われるのがなんとも。