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- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103042044
作品紹介・あらすじ
『アポロンの島』が日本の文学界に衝撃を与えようとしていた前夜、煉獄のごとき逼塞感のさ中で推敲を重ねられた作品群には、未来の小川文学の全貌につながる世界のすべてが、ほとばしるように芽吹いていた。作家修錬時代の未発表作品集。
感想・レビュー・書評
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800 文英堂
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タイトルのとおり、初期作品(短編)が集められている。
小川国夫さんの作品に触れるのは初めてだったが、ぜひ熟していく彼の作品を読んでみたいと思う、良い作品集だった。
私が一番好きだったのは「叔母、甥」。
「永遠の人」の入る意義など、勝呂さんによる解説も丁寧。クリスチャン作家であることに構えずに読める一冊。
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