popeye物語: 1976~1981

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 52
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103066712

作品紹介・あらすじ

1976年創刊、日本の風俗を一新した「シティボーイのためのライフ・スタイル・マガジン」編集部の神話的内幕。

感想・レビュー・書評

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  • まさしく神話的なエピソードの数々。とはいえ、こういうエピソードって確かに羨ましいんだけど、平成生まれの自分にとっては露悪的にも映っちゃうんだなぁ。せっかく現存している雑誌について語っているんだから、80年代以降の衰退期も含めて(たとえ当事者でなくても)今日までの歴史も語ってくれてもよかったんじゃないかなぁー。本当に単なる自慢話に終始してしまっている…。

  • ひとつの雑誌が時代と共に、若者文化を変えた記録。伝説的な編集者やライターのエピソードにあふれ面白い。だが社会状況の異なるいまの読者が汲み取れるものを提供する視点は乏しい。ただ天才編集者たちに自分はついに敵わなかったという諦念が、オヤジの過去語りに陥ることから本書を救っている。

  • 8/3

  • 同時代を生きたひまてんによっては、超なつかしかった。

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著者プロフィール

編集者・作家。一九四二年福島県生まれ。早稲田大学第二商学部卒業後、「婦人生活」編集者に。その後、平凡出版(現マガジンハウス)で「平凡パンチ」「アンアン」の編集に携わり、講談社開発室、「日刊ゲンダイ」創刊編集長を経て、以後、「ポパイ」チーフディレクター、「オリーブ」創刊編集長、「週刊平凡」編集長、「Hanako」「Comic アレ!」「LIKE A POOL」「リラックス」の創刊編集長を歴任。関わった雑誌は十一誌に及ぶ。
著書に『VR的完全版 平凡パンチの三島由紀夫』『POPEYE物語』『オーラな人々』『銀座Hanako物語』『フクシマの王子さま』『希林のコトダマ 樹木希林のコトバと心をみがいた98冊の保存本』、荒井良二との共作絵本に『ウリンボー』がある。

「2023年 『49冊のアンアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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