村上海賊の娘 下

著者 :
  • 新潮社
3.88
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本棚登録 : 5271
感想 : 733
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  • Amazon.co.jp ・本 (499ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103068839

作品紹介・あらすじ

『のぼうの城』から六年。四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、ケタ違いの著者最高傑作! 和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。

感想・レビュー・書評

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  • 海の戦いの迫力がすごい
    こんな海の戦いがあったんだ〜!
    村上海賊、織田家、大坂本願寺、それぞれの視点で次々と話が進むから、どの人たちにも情が入ってしまってみんな勝って欲しくてハラハラしちゃいました

  • 上巻から続く具体的な戦闘シーンが描かれている。
    かなり詳しく戦闘シーンが記載されており、また登場人物それぞれの目線での記載となっている。そこに面白みを得られるかどうかが非常に読者を選ぶところだと思う。個人的にはそこに面白みをあまり感じられなかったので、ただ冗長に感じてしまった。

  • 和田 竜の「村上海賊の娘 下巻」

    3日で何とか読破。

    ワンピースあんまり読んだ事ないけど、海賊物はこっちじゃろなw

    主人公の景もじゃけど、その他の登場人物のキャラが濃い(笑)

    中盤からの展開が目まぐるしく、ハラハラ、ドキドキな内容。

    歴史的にも登場人物や流れも沿ってるみたいなんで、歴史のお勉強にも成ったかなw

    映画化せんかな♪

  • 相変わらず景の主人公感◎ゾンビ映画かってくらい海賊男が死ななかった

  • 戦いのシーンがまるで漫画みたい。映像化したら、見応えあるだろうけど、史実とは違う気がする。
    女が本当にここまで戦ったのか?そして、これほど一朝一夕に考えを変えたり、能力が開花するのか?
    史実ベースではあるが、ちょっとオーバーに描きすぎだと思った。

  • 上巻は、どうなるん?という感じで、景が主役の本領を発揮していませんでしたが、下巻でいよいよ木津川口に向かうことを決めると、児玉就英ら毛利方も一気に戦へと向かいます。村上海賊の禁じ手となるとある兵法を握るのは誰あろう景。そして、真鍋七五三日兵衛(しめのひょうえ)と相見えることとなる!信仰を捨てない、農民の留吉の思いを遂げるため、自分のためではなく民のために駆け抜ける景がいきいきと躍動感を持って描かれ、自分が関船のそばで見ているような気持ちにさせられました。そして、これを読んで村上海賊ミュージアムに行ってきました!この決戦が蘇ってくるようで、良かったです。

  • 再読が終了しましたが、初めて読んだときと比べて、最初の方にあった景さんの戦の現実を見た挫折がかなり刺さりました。読んだ当初は子どもで、今は大人ということを考えると、色々見方が変わったのかもしれませんね。

    上下合わせていえることですが、景姫はあくまて「当時の人」からしたら醜女なだけで、特徴を見るに今の人からすればかなり美しいです。

  • ようやく下巻を読破しました。
    上下合わして、長かったー。。・°°・(>_<)・°°・。
    途中でリタイヤ寸前でしたが、船上でのバトルは、迫力があり面白かったです。

  • 上下3.9

  • 上巻は正直なところリタイア寸前でした。

    でも本屋大賞を受賞するくらいだから、きっと面白くなるはず!と信じてなんとか読み進め、下巻のまさに半分くらいで、やっとキター!!!胸アツな展開に目頭も熱くなりました。そこからは怒涛の臨場感あふれる海戦シーンの連続で、最後はおもしろかったです。

    和田竜さんのこの本を書くための参考文献がものすごい量で、こだわり抜いて書かれたことが伺えました。

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